天の邪鬼
ﾌﾘ「はぁ、」
皇「急にしゃがみこんでどうした。盛りか。」
ﾌﾘ「そうじゃない･･････は、ふぅ」
皇「顔が赤い。」
ﾌﾘ「そう、か。」
皇「額が熱い。」
ﾌﾘ「大丈夫、だ。」
皇「冗談は顔だけにしろ。」
ﾌﾘ「先に行ってくれ･･････はぁ、はぁ･･････」
皇「毒か？」
ﾌﾘ「え、うわっ」
皇「動くな。逆吊りにするぞ。」
ﾌﾘ「お前の魔法か！？」
皇「足が不自然に腫れている。毒虫か。」
ﾌﾘ「移りはしないんだな。よかった･･････」
皇「私に病を移すなど言語道断だ。死ぬなら１人で死ね。」
ﾌﾘ「えっ、う、うわっ！ 抱き上げる必要はないだろ！」
皇「置いていくわけにもいかん。」
ﾌﾘ「あとで行く、からっ」
皇「盾が私を一人にするとはいいご身分だな。」
ﾌﾘ「降ろしてくれ！」
皇「この場で毒を吸い出されたいか、このまま運ばれるか。どちらかを選べ。」
ﾌﾘ「･･････このままで。」
皇「ならば吸い出すか。」
ﾌﾘ「ああ、お前はそういう奴だったな･･････」
皇「わかりきっていただろう。さあ足を出せ。奉仕してやろう。」
++++
【フリマティ語り】どちらかが虫か何かに刺され、毒で両手が痺れてしまいました。１日で直りますがその間介抱（着替えなど）する２人について語りましょう。
寂しい
17.7.11
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