ゆぎお | ナノ



いろんな意味で方向音痴


※現代パロ

アス「お前がいきなり走り出すから迷ったではないか。」
96「う、うるせえな。ベクターの野郎に襲われるかと思ったんだよ。仕方ないだろ...」
アス「迷ったのは仕方がなくない。逃げるにしても考えて動くべきだ。」
96「うるさいな!!」
アス「遅くなってしまった。急いで帰るぞ。」
96「でもどこかわからないんじゃ帰れないだろ...。」
アス「不安そうな顔をするな。手を強く握るな。痛い。」
96「っ///」
アス「しかし、ここはやたらと眩しいな。」
96「ここって歓楽街...」
アス「なんだそれは。」
96「風俗とかあるところだよ!言わせんな。」
アス「フーゾク?」
96「ああもうさっさと帰るぞ!」
アス「...あまり遅くなるならホテルに泊まるのもありだな。」
96「ホテルぅ!?///」
アス「頓狂な声を上げるな。恥ずかしい。」
96「お前っ!何言ってるのかわかってるのか!?」
アス「知らない夜道を歩くのは危険だ、ということだ。賢明な判断だと自負しているが。」
96「そう、じゃ、なくて...ホテルってお前、ラブホ...///」
アス「らぶほ?」
96「お前はこういう知識は全くないんだな、純粋童貞優等生め...。」
アス「今から知ればいい。そこまで言うなら入るぞ。」
96「入らねえぞ!?」
アス「何故だ。」
96「男同士で入れるとか思ってるのか!?」
アス「ダメなのか。」
96「ダメだろ!!」
アス「試してみたらいいだろう。」
96「イヤだ!!」
アス「何故だ。もしかしたら行けるかもしれないぞ。」
96「行けたら......俺の心の整理が出来ないだろ
。」

++++
【アス96語り】見知らぬ土地で迷子になった2人について語りましょう。

96受けが熱いので長くなりました


15.4.2



[ 105/1295 ]

[] [TOP] []



×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -