瓶底メガネ/ろじ→さこ+保健委員会(小ネタ)
 

瓶底メガネ/ろじ→さこ+保健委員会(小ネタ)


会話文のみの短いお話です。


「大変だ!大変だー!」
「うるさいよ」
「大変なんだ左近!」
「なにが」
「おれ恋してた!」
「は、なにそれ意味わかんね」
「しかも相手は左近なんだ!」
「…、バカじゃねぇの。熱でもあるのか」
「本気だ!左近!おれと結婚してくれ!」
「っ!お、とこ同士で結婚なんてできるわけないだろバカ野郎!」
「じゃあ恋人でもいい!口付けしよう左近!」
「っ、死ね!ここがどこだか考えろ!死ねバカ野郎!」
「ああ、保健室だな!さあ、おれの胸に飛び込め!」
「おまえほんとバカじゃねぇの!もう出てけよ!とうぶん顔見せんな!」
「何を言う!おれたちは同室なんだから毎日顔を合わせるのは必然だろう!」
「いいから出てけ!火薬でも食ってろよ!」
「左近が作ったかやくご飯が食べたい」
「そっちの火薬じゃねぇよ!ああ、もう火薬庫ごと爆発して死ねよ!」
「…部屋で待ってる」
「うるせぇよ!委員会いけよ!帰ってこなくていいからさ!」
「左近は照れ屋だなあ☆」
「もうやだ、おれが死にたい」
「一緒に死のうか!」
「黙れカス」


──────────


伊作「…三郎次くんてすごいね」
数馬「あれを相手にする左近もすごいです」
伏木蔵「池田先輩ってスリルー」
乱太郎「なにが?」



(初恋は瓶底メガネ)

 
 
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