memoログ | ナノ

 

この胸のときめきは何だ?(アス→カイゆま♀)
 

ゆま「あーあ、カイト行っちゃった……せっかく会えたのになあ(しょぼん)」
アス『本戦に行けば会えるだろう。何をそんなに気落ちしている?』
ゆま「そ、そりゃあ、す……好きだからに決まってるだろ。好きな人に会えれば嬉しいし、一緒にいたいもんなの」
アス『キミの言っている好きとは、恋愛の好きか。小鳥に向ける好きとは違うらしいが、どう違うのだ?』
ゆま「どうって……こう、胸がドキドキして、その人のことで頭がいっぱいになるんだ。嬉しくて、あったかくなる」
アス『そうか。今のキミの心を言うのだな』
ゆま「えっ!?な、なんで俺の心を知ってんだよ!?」
アス『忘れたのか、遊馬。私とキミは心で繋がっている。声に出さずとも会話ができるように、心のうちを覗くのも簡単だ』
ゆま「覗くなよおおおお!!は、恥ずかしい!俺がカイトかっこいーってドキドキしてるのも、もっと近くで話したいなーっていうのも、あわよくば触りたいって思ってるのも、全部ダダ漏れだったのか!!」
アス『キミの心があんまり温かかったからな。感化されてしまったようだ。彼に会うと私まで嬉しくなるよ』
ゆま「え」
アス『私はカイトを恐れていたはずなのにな……今では好ましい思いのほうが強い。なるほど、これが恋か。記憶しておこう』
ゆま「え……ぇえええええ!!?ちょ、ダメ!好きになっちゃダメぇえええ!!カイトは俺のなのーっ!!」



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