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リッキーの下心見え見え作戦もあえなく失敗に終わる。
慌てて阻止に入るジムを見て、サラはクスクスと口に手を当てて笑った。
「フッ、大丈夫よ。知らない人には付いて行くなって、親からキツく言われてたから」
リッキー「サラ。付いて行くなはともかく、俺は知らない人じゃないですよね?涙」
結局、最初からあまり期待していなかったがなかなか良いアイデアが出てこない。
臭い台詞をぶたれるまで並べ続けるか、爽やか笑顔で「俺の部屋でプロレスしようぜ!」なんてとんでもない。
どっちにしても殴られて終わりだ。
もう…フラれない告白の方法なんて、考えれば考える程わからなくなってきた。
一体どうすれば…
ナイジェル「あそういえば、俺の部屋に最高級の芋焼酎があったな。今夜辺り飲むか…」
サラ「私も飲む」
作戦@【酒で釣る】
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ナイジェル「…ほら?」
「『ほら』じゃねーよ。未成年にいきなり芋焼酎勧めたら、俺ただの犯罪者だから」
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