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……………

ボビエとその一族を乗せたジェット機を見送った後、メンバーの6人はメインルームへ戻ってきた。

部屋の中は普段の人数に戻っただけなのに、やたら静かに感じる。


「はぁ。ようやく静かになったな。ボビー、やっぱり可愛い妹がいなくなったら寂しいか?」

「そんな事ないよ。僕的には三女のボビコが好きだから」


「そうかよ」と呟いてソファーに座り、リモコンを握ったジム。

そこでビッキーが彼の後ろに寄りかかった。

「いや!アイツは敵ながら良いライバルだったわ!でもリッキーは私が頂くんだから!チャーリーも応援してくれる?」

「………。」

「もぉ!何焼きもち焼いちゃってんのよ!バー…」

「………っ」


ジムは一点を見つめて動かない。

「ちょっと!聞いてんの!?」

彼はゆっくりとテレビの画面を指さした。


「「え?」」





『カメラは見た!謎の白髪宇宙人、大量発生の瞬間!』特集!

アナウンサー「昨日、この現場に大量の白髪の宇宙人が発生していると近隣住民から通報が…」




fin


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