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……………

夜。

「皆!晩飯だぞー!」


建物中にジムの声が響き渡る。

時計の針が7時を指して声が聞こえると、全員はいつものようにキッチンルームに集まり始める。


「腹減ったー。お、今日はカレーか?」

最後に部屋に入ってきたナイジェルがぺたんこの腹をさすりながら椅子に腰掛ける。

するとふと横がザワついている事に気づいた。


ボビエ「はい♪ダーリン!あ〜んしてん!」

ビッキー「ちょっと!馴れ馴れしいのよ!キモエ!」


リッキーが不良に絡まれている。


なんですってぇ!ダーリンはボビエのダーリンに決まってんじゃないのぉ!

そのまま大好きな彼を挟んで女ふたりの対決がスタート。

髪の毛を引っ張り合い、女性とは思えない顔面パンチや回し蹴りを激しく喰らわせ合っている。


「ちょっと。食事中くらい静かに出来な…」


ベチャッ!

注意するサラの顔にカレーを投げつける野生児達。


「ホラッ!この巨乳美少女ボビエちゃんが食べさせてあげる系みたいな!」

「やめて!リッキーはいつも私のあーんするのしか食べないのよ!」

「いや、そんな食べ方した事ないで…ガババッ!熱ッ!辛ッ!」


押し倒されて足をバタつかせる彼を見て、激辛カレーを食べながらニッコリと笑う兄のボビー。

「ハハッ!良かったね、リッキー君!ボビエに気に入られて!将来が楽しみだ!」


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