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……………
「よくこんな遠い所まで来たね!ジェット機で何ヶ月かかったんだい?」
「2ヶ月半だしぃ!超長かった系ー」
サラの攻撃も何とか壁に穴をあける程度で食い止める事が出来たらしい。
ジムの突進といい彼女のパンチといい、壁さんは既に穴だらけだ。
「久しぶり兄妹水入らずで話しなよ」と5人は部屋を退出したものの、やはり気になってしまうのか別の部屋からコソコソ覗いている様子。
「ジェ…ジェット機で2ヶ月半!?やっぱ地球人じゃないんだよ!」
ジムが確信しているように言っているが、そこでふとリッキーが口を開いた。
「ねぇ、やっぱりお客さんなんですからコーヒーの1杯位出すのが礼儀なんじゃないんですか?」
そんな言葉にサラは低いトーンで返す。
「私は絶対に嫌よ。あんな色黒白髪」
「黒か白かハッキリしろよ。んー…俺は乳は見てぇが顔は見たくねぇからな」
「ナイジェル、ちょっとボコってやるからこっち来なさい」
その時ビッキーがジムの頭をポンと叩いた。
「痛!何しやがんだ」
「あんたリーダーでしょ?ボケッと突っ立ってないで、早く行ってきなよ!」
「こんな時だけリーダー扱い!?やだよ!俺、別にそこまで巨乳好きじゃないし」
「なんなの!男は結局そーいう基準で物事を考えてるわけ!最低!怒」
殴りかかろうとする彼女に、慌てて抗議するジム。
「あー!ち、違う!わかった、ここは平等にじゃんけんで決めよう!」
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