……………

「はぁ!?あの外にいる奴ら、全部ボビーの親戚!?」

「そうだよ」


「凄ーい!」と感心しているビッキーに対し「全部同じ顔…」と不気味がっているサラ。


「で、ボビエ。一体何しに来たんだい?こんな遠い所まで」

「決まってんじゃな〜い!お兄ちゃんが元気にやってる系とか、彼女が出来た系とか、この優しい妹が確かめに来たみたいなぁ↑」

「電話で確認しろ、そんな事」

小声で言ったナイジェルだったが、どうやら彼女の耳には聞こえてないらしい。


「あぁ…そうだったのかい。全く良い妹だな!」

愛しの妹・ボビエの優しさにニコリと微笑むボビー。

まぁ、こっちに来てから長いわけだし、久しぶりに兄の顔も見たくもなるよな。

家族なんだし。

本人も安心したみたいだし、これでやっと帰ってく…


「つーわけでぇ、今日一日ボビエここにお世話になるんでぇ!ヨロピコォリ〜ン♪」


「「…………。」」


大きなおっぱいを揺らしながら豪快に笑う妹さん。

残された5人全員の背景がその一言により、一瞬にしてドス黒い色へと変化していった。


[ 40/195 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]