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「で、七音。音楽屋行くんでしょ?」
「そのつもりだったけど…」
急に私を引っ張り、人気のない路地裏に行かされた。
すると七音は私を壁際に押した。
「七音!や…やめてよ」
七音の瞳はSっ気の目だ。
その目を逸らしたいけど逸らせられないのが七音の瞳だ。
だんだんと七音の顔が近づいてきてあと、三センチでキス寸前だ。
「僕、美空を…」
「七音!私一応中学生だからね」
私は下ネタ系だと思い、七音に否定したが七音はニヤリと笑ってた。
オオッ…さすがSだよ。
「美空…やんないよ。だって俺だってまだ高校生だし。ちょっとしたイタズラだよ」
「ふえっ?…ヒドイ」
私はすっかり七音に騙された。
七音は機嫌を損ねた私に何度謝ってきた。
「ごめん。嘘だよ〜ちょっとしたイタズラだって…ほらアソコにあるケーキ屋でケーキ食べよう」
七音は私の好きなケーキ屋を見つけて、走って行こうとしたが私は七音を止めた。
「七音の…意地悪…」
私は七音のほっぺに軽い口づけをした。
イタズラ返しよ…七音とバーカ。
end
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