6
紅「いいんですか?奢ってもらって。」
美空「いいのいいのー。かわい子ちゃん達に免じてー!!」
美空は翠と碧の肩に手を置いた。
あの後何曲もの童謡を熱唱し、すっかり仲良くなった九人。
しかし時間が過ぎて暗くなってしまったため、一緒にカラオケから出たのだ。
翠「楽しかったねー。」
ユキ「ほんとほんとー。」
中には意気投合した人や
日晴「俺はまだジュースの件許してないっすよ!!」
カラス「ばーかばーか。」
(クラウディは日晴を押さえつけて宥めている)
終始ケンカしていた人もいる
人が揃えば とても賑やかで
きれいな色や天気になる
混ざり合えば
素敵な音になる
立ち止まった時間は
きっと取り戻せる
そんなことを考えながら、碧は少し後ろを歩いていた雨宮の近くに走った
雨宮「なんだ…?」
碧「うちらも、あんたら越える有名なバンドになったるからな。」
雨宮「ほう、もう立ち止まるのはやめるのか?」
碧「うん。」
雨宮「なら、全力でやってみろ。」
碧「当たり前やろ!!」
碧は雨宮の背中をばしっと叩くと、勢いよく走りだし、カラスと翠、紅蓮の肩を組んだ
(変わった人だなぁ……)
雨宮もメガネをあげると、小走りでみんなの所に行くのだった
それから数年後
この二組が共演することになることになるとは
今はまだ
知らない
20000打おめでとうございます!!
リクエストに沿って書いたつもりでいますが、どうでしょうか…!
今回はバイク組も東雲組もちょい役です。
みんなカラオケに来すぎでしょう…。
この二組の絡みもこれからどんどん出していきたいですね!!
[ 12/21 ][*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]