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フィガロ城でのマッシュの回想は「俺達が生まれて母さんが死んだ時もきっと…」これを聞く限り王妃様は兄弟が生まれてすぐ亡くなっているようだ。
続いてゾゾでラムウに会った時のエドガーとマッシュの台詞(共通)は「でも、昔母上は言っていた。昔は人と幻獣がこの世界に住んでいたと。……おとぎ話だと思っていたが」余談だがカイエンも同じ台詞だったりする。たぶん全国共通のお伽噺なんだろう。
こっちを見ると兄弟が幼く見積もっても四歳か五歳くらいまで王妃様が生きていたように思える。

おまけ。
大抵ゾゾではロックの台詞を見ることになるんじゃないかな。
「でも婆ちゃんは言ってた。昔は人と幻獣がこの世界に住んでいたと。……おとぎ話だけどな」この婆ちゃんもわりと謎の存在だ。
セリス「昔は人と幻獣がこの世界に住んでいたと聞いたことがある。おとぎ話だと思っていたけど…」妥当。
ガウ「ガウ。おとぎ話……しってる。昔、人と幻獣……同じ住んでいた」ここのガウさんなかなか流暢にしゃべる。

あとラムウが魔石化した時の「じいさん…死んじまったのかよ…」もロックとエドガーとマッシュは共通台詞。
ところで当サイトではフィガロ城でのマッシュとの会話以降エドガーの一人称を「俺」にするようにしてるんだが、セッツァー勧誘時もフィガロ王として話をしてるのでまだ「私」なんだよな。
実際のところ「俺」ばっかりの素口調になるのは帝国との和平以降だったかな。

話がズレましたね。
まあ要するに、単に台詞パターンが少ない。と言ってしまえば身も蓋もないけど深く考えると頭が痛くなる。
しかしそこをあえて考えてみよう。

まずマッシュの回想シーンを正しいとしてみる。改行位置を正確にして、ちょっと前の台詞から並べるね。

「ばかやろう!
 みんな…帝国が親父に毒を
 もったんだとうわさしてる。
「かと思えば
 王位の話ばかり…
 だれも心の底から悲しんでる
 ヤツはいない…
「俺達が生まれて
 母さんが死んだ時もきっと…

「俺達が生まれて“、”母さんが死んだ時も」と区切ってみる。“俺達が生まれて”と“母さんが死んだ時も”は別の話を指してるってことで。
「俺達が生まれた時も、母さんが死んだ時もきっと王位の話ばかりして、誰も心から喜んだり悲しんだりしてなかったんだ」と解釈……できない? 無理があるか。
エドガーとマッシュは双子なので単なる兄弟より誕生時に継承権やら揉めたと思うし、マッシュもそのこと知ってるだろうし、人の生死より政のことばかりの城に嫌気がさしたわけだから、こういう解釈もできなくはないと思うんだけど。

じゃあ次はゾゾでの台詞を採用しよう。
これは……乳母を「母上」と呼んでいたとしたら王妃様が兄弟誕生直後に亡くなってても矛盾しないかなー、と思う。
ただ乳母に向かって「母上」と呼ぶことがあるのかどうかは知らない。実母が亡くなってるならあり得なくはなさそう。
上記の「じいさん死んじまったのかよ」含めてここのエドガー(マッシュも)はかなり素が出てるのでつい「母上」と言っちゃったと考えよう!
ただし母上発言の直前に「なぜ幻獣であることを隠すんです?」って思いきり敬語を使っているけどね。これはガウ以外全員共通の台詞だ! だめじゃん。

あと個人的に、ばあやは神官長なので乳母の意味での「ばあや」ではなく教育係的な「ばあや」と考えてる。
あ、でもフィガロが王に神性を見出だす国なら神官長が乳母もあり得そう……(自分の仮説を自分で崩していくスタイル)困ったね。

結論。考えたけどやっぱり分かんない!

・王妃様は兄弟が生まれてすぐ亡くなったよ説
(母上は乳母あるいは養母のことを指している)
・王妃様は兄弟が物心つく程度まで生きてたよ説
(頭に血がのぼってるマッシュの言葉足らず)

自分の中ではこんな感じとしておく。


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