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category:[設定だけ]


なろうに最強爺のトリップ転生小説があったな。短編だけどあれ好き。青野さんのやつ。
と思ったけど読み返したら爺のトリップではなかった。トリップ転生したら爺になってた男子学生だった。
でも本編ちゃんと爺だからいいよね。
爺なら最強設定もわりと受け入れやすい。そもそも爺婆キャラって最強設定が多いし。

チートでなくても構わないんだけど。
夢主として作るならむしろ戦闘能力ない方が楽しそうかな。
困ったらすぐマッシュ辺りをチラチラ見て「あー、か弱い年寄りはこういう時どうすればいいんじゃろう、困ったのう」「まったく、都合が悪い時だけ年寄り面しやがって……」とか呆れられつつ保護されたい。
年頃の夢主だったらマッシュを甘やかしたいけど爺夢主だったらマッシュに甘やかされたい!

というかそもそも「ほとんど悟ってるみたいなマッシュを振り回せるのも老人くらいじゃね?」と思ったのが爺夢主の始まりだったわ。

でもFF6で夢主を老人にするならマッシュよりロックの方が書きたいかも。
老人に懐かれやすいロック。お婆ちゃんっ子。
ああ、爺じゃなくて婆ちゃん夢主でもいいなあ。
ストラゴスとほんのり好意のやり取りとかあってもいいじゃん!

エンディング後は夢主さんがサマサに行くと見せかけてモンスターハンターになるとか言い出したりね。
夢主さんの意図を察したリルムが「でも頼れる相棒がいた方がいいよねー?」とか言ってストラゴスの背中押したりね。
そんで旅先で冒険再開したロックと遭遇したりね。
「なんか二人とも、会うたびに若返ってるな……」
「まだまだ若いもんには負けんゾイ!」
「夢をなくしてしまったら人間おしまいですものね」
その気さえあればいつまでだって若々しく夢を追い続けられるし、新しい恋に手を伸ばすのは決して悪いことではないのよ。
みたいなね!!

まあその辺は間違いなく昨夜見たもう一人のバーナビー警部の影響だな。
こいつら昔デキてただろこれ絶対そうだよと睨んでたフレッドとシルビアの苦いロマンスが、最後の最後にちょっとした救いになったわ。
残る人生を優しい気持ちで生きていければいいのだが。

ってことで思考が婆ちゃん夢主にシフトしてる。
ロックの疑似家族かつストラゴスと淡いロマンス的な。

リターナー本部でルート分岐する時にサウスフィガロまでついてっちゃう婆ちゃん。
年の功で咄嗟の演技力とかはあって「主人が亡くなって塞いでいた私を見兼ねてこの孫が、この子は冒険家を生業としていますの、それで私を世界一周旅行に連れ出してくれたんですよ、素敵でしょう? 自慢の孫ですわ。あらあなた軍人ですの。うちの主人も軍にいましたのよ。アルブルグ王国との戦いではまだ現役で……」「ああもう分かった分かった! いいから町に入りたいならさっさと行け!」サウスフィガロ潜入と情報収集・攪乱で地味に役立ったりとか。

放っておくわけにもいかんので貴族の邸宅にも婆ちゃんを連れて行くしかないロックさん。
外ではやり過ごせたけど婆ちゃんは身軽に動けるわけでもないしこの状態で見つかったら言い訳しようもなく即アウトだよな、婆ちゃんだけは逃がす心構えをしとかないと。
年寄りに弱いロックさん……。

そんでセリスとチラッと話したあと洞窟に向かう道中に「ねえロック、あの娘さんはきっといい子よ。だってすごくきれいな瞳をしてるんだもの。あなたちょっと口説いてみなさいな」「何言ってんだよ婆ちゃん、いいから早くナルシェに行こうぜ」不貞腐れて足が痛いとかそんなに急いだら歩けないとか言い出す婆ちゃんに慌てるロック。
それを見て(この人たち、本当にリターナー……?)と訝しげなセリス。

うっ、楽しそう。


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