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category:[FF10]


そもそも他の亜人種と比べてアルベドって特異性が弱いんだよな。
ロンゾ族とかグアド族とかハイペロ族とかは生活環境で体が変化していったヒトの亜種って感じがする。
でもアルベドは目に模様が入ってるだけ。

何の意味があって起こった変化なのかよく分からない。
アルベドとヒト、何の違いがあるんだ?
たとえばFF7のソルジャーみたいに後天的な理由があって目の色は違うけど肉体的にはヒトと同等、ということなら分かる。

エボンがザナルカンド住民を祈り子に変えてる真っ最中に命からがら逃げ出した。
その時に体内の幻光虫が抜かれてぐるぐる模様ができた、とか。

ついでに、
・アルベドは祈り子と交信できない=召喚士になれない。
・アルベドは体内の幻光虫濃度が薄いので周囲の幻光虫を取り込みやすい=水中活動が得意。
……みたいな設定があれば更に楽しい。

スピラ文字(とか文法とか)が英語っぽいのに、日本語っぽい言語を使っていたザナルカンド生まれのティーダとビサイド生まれのワッカが会話できてる問題がまだあるけど。

二つの言語がまったく違うものだったとして。
夢のザナルカンドでベベルの言葉が使われてるわけないので、たぶん機械戦争後に現実のベベル側がザナルカンドにすり寄ったのだろう。
祈りの歌を鎮魂歌にすり替えた辺りで公用語をザナルカンド語基準の言葉に変えたんじゃないかな。

文章が英語っぽいのは……。

そもそもスピラで文字を書くという文化がどれほど残ってるのか。
かつては製紙印刷技術があったとしてもシンの誕生と共に消えただろうし。
そもそも大抵のことはスフィアを使う方が早いし。
文字が必要になるのなんて教えについて勉強する時、それも暗記系で使うくらい?

スフィアの寿命は十年前後だと思われる。(ワッカがジェクトのスフィアを見て「古いな、消えてるんじゃないか」みたいなこと言ってるから)
まあ一般人が購入するスフィアと寺院謹製のスフィアでは品質も違うだろうけれども。
たぶん重要な資料とかを保管するには、スピラでも紙の方が向いてる。
しかしスピラにはシンがいる。

たとえ何百年保存できるとしても紙資料を置いてある場所ごと破壊されたらアウトだ。
スフィアだったら、仮に寺院が襲われたとしても破壊される前にスイッチひとつで別の場所に移すこともできるだろう。
それ以前にスピラ全土で同一の資料を共有することもできる。
長期的な保存より突発的な紛失による被害の方が深刻なのでやはりスピラでは紙よりスフィアを使うのではないかな。

で、文字を書く文化がほぼなくなってるなら、話し言葉が日本語風のザナルカンド語に統一されても英語風のスピラ文字(かつてのベベル語)は機械戦争時代から変わってないのかもしれない。
それならティーダとワッカが会話できるのにワッカが使ってる文字がザナルカンドの言葉と噛み合わなくても納得できる……かな?

ティーダがスピラ文字を読める描写があったら破綻しそうだけど。
目下の問題はアルベド語辞書か。
あれはプレイヤー視点だと「あいうえお」→「ワミフネト」だけど実際には「アルベド文字」→「スピラ文字」で26文字の変換表が書かれているんだよね?
うーん……ティーダはそれ見てアルベド語を覚えられるんだからスピラ文字自体は読めるのか……。

ザナルカンドで使ってたのは日本でいうところのローマ字(ラテン文字)で、現在のスピラ文字は英文法を使ってるけど、話し言葉は日本語。
意味が分からないな。

あー、ワッカが英文なんか使わず普通にローマ字でSHOUNEN NO KORO NO OMOIDE Eとか書いてくれればよかったのに……。
なんであれ英語にしたんだよ、もう。


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