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:)夢の続きをくれたのは、あなただけI
2014/11/24




痛みに歪む彼女の表情

欲に任せた僕の行為が歯痒くて、止めようと腰を引いた

けれど、それを彼女が阻む

奥まできてと、彼女が誘う


「……だけど、」

「私が、欲しいの」


僕を包もうとする彼女の入口は、初めて彼女と身体を重ねた時を呼び起こすほど狭くて

僕を圧迫しようとする彼女の中は、理性を無くしてしまいそうなほど心地好くて


「ごめん、」


彼女の優しさに甘えて、ぐっと奥へと押し込んだ








「っ………!」


身体を貫く強い痛みに、彼女が声を詰まらせる

僕の首に回した手に、強い力が入る

ぎゅっと閉じた目の縁に、涙が溜まる

強い快楽を得る僕と違い、痛みしかない彼女に


「愛してる、」


ほんの少しでも痛みが和らぐように、この言葉しか伝えられない






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