short story

これから=明日



今いるこのチームに入ってからもう1年。あっという間だったけど、中身の濃い一年間だった。初めての事もいっぱいあった。楽しかった。後悔なんてない。

あの人には言葉で表せないほど感謝してる。本当に、本当に。
もちろん、他の先輩も。でも特にあの人はね。熱心で負けず嫌いで怒ると怖いし女の子恐怖症なのに巨乳好きだけど、世界で一番尊敬する人物。
先輩は間違いなくチームがいつも光っている原因。青峰っちと存在感が似てる気がしなくもない。だからすごい憧れたのかも知れない。でもすごい光を放ってる感じではないけどここ海常に欠かせない存在ではある。いつも怒ってるようで周りの事考えてくれててさすがキャプテン、って感じ。俺は再来年あんな先輩になれるかな。きっと無理だろうな。でも俺が感じたみたいに、入部して良かったと思える部活にしたい。家族みたいな部活にしたい。
そうこう色々考えてると切なくなって来た。先輩がいない部活は部活じゃない気がしてならない。本当はずっと一緒に隣にいて欲しかった。シバくぞ!!って怒ってて欲しかった。ずっと一緒にバスケしてたかった。それはただの俺の甘えかもしれないけど、そう思えるほど充実してた毎日だったって事でしょう。

卒業おめでとうございます。今日は3月9日。







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