もしも勇者B
本日のメンバー
・ソロ
・リュカ
・エイト
エイト「今回はもしも僕たちが勇者じゃなかったら、っていうのを考えるんだって。」
ソロ「しょうもな…」
リュカ「こらこら冒頭からそんな冷めたこと言わない」
エイト「じゃあそんな冷めたソロから言ってもらおう。」
ソロ「俺は安全が確実に保証された村でのんびりひっそり暮らしたい。以上。」
リュカ「冷めてた割に早い発言だったね」
エイト「安全が確実に保証されたって…じゃあ警備が万全とか?」
リュカ「それのんびりひっそり暮らせる保証はあるの?」
エイト「じゃあこう…森の影に潜んで村の人に気付かれないようこっそり警備とか」
リュカ「それ安全以前に安心できないよ。落ち着かないよそれ。」
ソロ「できれば山奥とかがいい。」
エイト「ソロ…君は知ってるの?山奥にある村がどんなに危険か!!」
ソロ「は?」
エイト「山奥には沢山の野生動物やモンスターがいる。もしもそれに襲われてケガでもしたら!もし村に魔法が使える人がいなかったらどうする?そんな不便な山奥に救助はすぐ来れないよ。」
ソロ「……。」
リュカ「そうだよソロ。山は特に気候の変化が激しい。雷がそこらの木に落ちて来たらどうするつもりだい?もしも大雨で土砂崩れにあったら…。簡単には壊れた家など作り直せないよ?それに温度差も激しいんだから風邪も引きやすい。」
ソロ「いや…。」
エイト「それにソロ、こないだ暑いからって布団かぶらずに寝てたでしょ。せめてお腹辺りはタオルでもなんでも掛けとかなきゃすぐ風邪引くぞ。」
ソロ「お前は俺の母親か。」
リュカ「あの時僕が布団掛けてあげなかったら多分今頃風邪引いてたよ。ソロは寝てて気づかなかったかもしれないけど夜中は冷えたからね。」
ソロ「掛けたのお前かよ。礼は言うけど!!」
エイト「だからソロ、山をあまり甘く見ちゃダメだよ。」
ソロ「悪いけど話の下りがよく分からないんだが。」
リュカ「そうだぞ、今のはたった一部。登山には沢山の危険が付いて回ってるんだ。」
ソロ「俺たち何の話してたっけ?」
エイト「登山。」
ソロ「ごめん、全然違う気がしてならない。」
リュカ「実はエイトがソロの母親って話」
ソロ「もうやだコイツら」
END[
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