もしも勇者@
本日のメンバー
・アレフ
・ローレ
・レント
アレフ「よーし集まったな。それじゃあ新コーナー行ってみよう!もしも勇者!」
ローレ「なんかひっさしぶりだな本当。」
レント「あぁ。ったくどっかの管理人さんが忙しいとか何とか言い訳つらつら並べて全っ然手をつけてなかったからな。」
アレフ「ほんとほんと。まったく、僕達の存在忘れられてたらどうしてくれるんだよ!」
ローレ「ま、こうやって復活できたんだしいいや。んで、その新コーナーってやつは何?」
アレフ「おーそうだそうだ。なんと今回は前の勇者会議と違って、“もしも僕らが勇者じゃなかったら!”っていうのを話し合うんだってさ。」
レント「はぁ?もしも勇者じゃなかったらぁ〜?はっ、ありえねーな!この俺が勇者じゃないなんて。」
ローレ「いやだからもしもの話だし」
レント「例えもしもの話だろうと俺が勇者じゃない世界なんかねーんだよ!」
ローレ「あ、そう。」
アレフ「いやいやいやそれじゃこのコーナーの意味がないんだけど?!」
ローレ「いいじゃん。レントは勇者以外考えられないみたいだからほっとこうぜ。」
アレフ「それもそうか。じゃあ二人でやろう。」
レント「うおおおい!!何俺をハブろうとしてんだ!それでも勇者かお前ら!」
ローレ「めんどくさい奴だなお前も。今日は俺達勇者じゃないから。」
アレフ「そうそう。今日は僕ら、一般人だから!村人Aだから!」
ローレ「じゃあ俺は村人Rくらい」
レント「対して変わんねぇよ」
アレフ「だったらレントは何がいいんだよ?」
レント「うーんそうだなー…」
ローレ「勇者以外考えられないって言ってた割にノリ気じゃん」
レント「やっぱ俺は王様だな!」
アレフ「は?」
レント「ただの村人なんてつまんねーよ。なるならやっぱトップに立つ王だな!」
ローレ「お前が王になんかなったらその国絶対滅亡だろ」
アレフ「うん。すぐ王の仕事放り投げて“あとやっといてー”って言いそうだわ。」
ローレ「なのに旅人なんか来たら普段仕事しないくせに玉座で踏ん反り返ってえらっそーなこと言ってそう。」
アレフ「あー分かるそれ!」
レント「お前ら旅立つ時に城来ても何も与えてやんねぇぞコラ。」
ローレ「それは今に始まったことじゃないし」
アレフ「前からだよね。僕の旅立つ時だってそうだったし。」
ローレ「その点レントはいいよな。銅の剣とか仲間装備貰えてるし。」
レント「っだあぁー!うっせー!分かったよ!何でもくれてやんよ!もってけ!」
アレフ「へぇ、言ったね…?」
ローレ「じゃあさっそくそこの店で俺たちの新しい武器買ってもらおうか」
レント「はぁっ?!な、なんでそうなるんだよ!」
アレフ「だって今日レントは王様でしょ?」
ローレ「何でも与えてくれる優しい王様だもんな」
レント「ふざけんな!もしもの話だろ!って聞けえぇぇぇッ!!」
アレフ「分かった分かったって。そうムキになるなよー。」
ローレ「アレフなら何がしたいんだ?」
アレフ「僕?そうだなー…僕だったら普通の村人として生活してみたいかも。」
レント「マジで村人Aなんだな。」
アレフ「酒場でバイトとかしてみたりさ!」
ローレ「え…お前のバニーガール姿なんて心の底から見たくない…吐く。」
レント「その店一発で潰れるな。」
アレフ「そうそうウサ耳バンドにしっぽとレオタードを…ってやかましいわ!何で僕がバニーガール役なんだよ!」
ローレ「なんだよ、あらくれがいいのか?」
レント「うっわ…上半身裸にサスペンダーとあのマスク…趣味悪ぃなお前。」
アレフ「レント今全世界のあらくれを敵に回したよ。ってそうじゃなくて!普通のバーテンダーとかだよ。」
ローレ「女目当てだろどうせ。」
アレフ「い、いやそういうわけじゃないけど!」
レント「どもったな。」
アレフ「違うって!いやまぁそりゃカッコいいからってのもあるけど。」
ローレ「それが理由の大半占めてるだろ」
アレフ「う、うるさいな!そういうローレはどうなんだよ!」
ローレ「俺は別に王子のままでいい。」
レント「いーよな王族はよ。」
アレフ「そのローレシア国があるのも僕のお陰なんだから感謝しなよ。」
レント「それ以前にお前らが存在してんのはこの俺の存在があるからこそなんだからもっと敬えよ。」
ローレ「キャーステキーレントサマヨー」
レント「棒読みじゃねーか!!そしてきめぇ。」
アレフ「じゃあ今度からレントのことはご先祖様って呼ぶね!」
レント「バカにしてんのか」
ローレ「今日から改めてよろしくな、俺たちのご先祖。」
アレフ「あ、記念にサインしてよ。ほらここに“本物のご先祖レント”って書いて。」
レント「お願い許してぇ…」
END[
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