第10章

第10章





そう思った途端、私は激しい頭痛に襲われた。




『うっ…』


ナイン「ど、どうしたんですかミキ!?」



頭が痛い…。


な、何か声が聞こえる。



すると私の口が勝手に動き、その声と同じ言葉を発した。






『あなた方の敵は巨大な暗黒の力によって守られています。
しかし案ずる事はありません。
私には見えるのです。
あなた方もまた光り輝く力によって守られているのが……。
最初は小さな光でしたがいくつもいくつも導かれやがて大きな力となっています。
あと一人…。
焦ってはいけません。
あなた方が絶望に打ちひしがれたその時こそ
あなた方の旅が始まるのです。』





聞こえていた声が静かに消えると、私は体の力が急に抜け、そこで意識が途絶えた。





リュカ「ミキちゃん!」


レント「おいミキ!」


エイト「とりあえずベッドに寝かせよう!」


ナイン「リッカを呼んできます!」





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