第2章
第2章
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『おやすみー。』
エイト「おやすみ。しっかり休んでね」
レント「あぁ、さっさと寝ろよ」
あれから約3時間くらい言い争いをしていた二人だったが、さすがにこれではらちがあかないと分かったのか、それぞれ寝る準備をした。
私はレントの部屋に。
エイトとレントは隣のおじいさんの部屋で寝ることになった。
数日の間に色々あったせいか、私はすぐに眠りについた。
―――ミキ…―
――ミキ、私の声が聞こえますか?…―
『誰…?』
――いずれ分かります。
――それよりも、聖なる光が弱まりつつあります。…―――
――早く見つけなさい……――
『光…?見つけるって何を?』
…次の強き者――ロトの血をひく…――者達を―
『どこにいるの…?』
――場所はアレフガルドにて…――
『アレフ…ガルド?』
―――― ―― ―
『ハッ…!』
バサッ
レント「Σうお!ビビった。いきなり起きんなよ。」
『アレフガルド…。レント!私次行くとこ分かったかも!』
レント「は!?マジかよ!」
エイト「何大声で話してんの。うるさいよ。」
レント「ミキが次行くとこ分かったかもって。」
エイト「え!?そうなの!?どこどこ?」
『まだホントかは分からないけど、アレフガルドって夢に出てきた。』
レント「よし!早速メシ食べたらラーミアに話そうぜ!」
エイト「そうだね。」