第20章

第20章






***





さらに奥へ奥へと進むと、神父様らしき人がいた。



こんな洞窟で何やってるんだろう?





私達はその神父様に話しかけてみることにした。




ナイン「何やってるんですか?こんな洞窟の中一人で。」


神父「私は旅の神父をやっております。ひとり旅というのは心細いものですな。」




そう言うと、神父様は寂しそうに私達を見た。





エイト「ま、まぁこっちは大勢だからね…」


ローレ「ちょっと可哀相だな…」


レント「ま、仲間に入れるわけにもいかねーし先行こうぜ。」


アルス「え、そんな軽く受け流しちゃうの?」


アレフ「まぁ確かに勇者の一員としては無理があるね。」




そうして私達はスタスタと神父様の横を通り過ぎて行った。




な、なんか悪いような気もするけど仕方ないよね…。






リュカ「あれ出口かな?」



リュカが指差す方向を見ると、外の光が差し込んでいる所があった。





レック「多分そうだろうな!」



やっと出口…!

どこか休む所あるかなぁ?

やっぱり何だか疲れてる。




そうして私達は出口へと急いだ。







「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -