第17章
第17章
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―――――
…――
―…光の神を救い出すためなら、
できる限りのチカラは貸しましょう。――
…像に埋められたクラン・スピネルを持っておゆきなさい。
きっと助けとなるでしょう。
たった一人の光の神……。
ミキのことをよろしく頼みましたよ……――
――
――――
言い終えるとリーザスの幻は消え、クラン・スピネルが石像の両目からこぼれ落ちた。
ローレ「Σぅわっ!!!」
アルス「め、目から…」
ローレ「まさに"目がぁーッ!!目がぁーッ!!"状態だな。」
アルス「おかしいな…僕まだあの言葉言ってないのに。」
ククール「ちょっといいか?お前ら、何の話してる?」
エイト「ほら、ふざけるのはもういいから。リブルアーチ戻るよ。」
エイトがリーザス像の目からこぼれ落ちたクラン・スピネルを拾い上げ、階段を降りていく。
アルス「うん、そろそろミキが来る頃かもしれないしね。」
ククール「その時はこのクラン・スピネルとやらの力を見せてもらおうじゃねーか。」
エイト(待っていてミキ…)
アルス(必ず僕達が…)
ローレ(助けに行くからな!!)