第17章

第17章






***





―――――
…――


―…光の神を救い出すためなら、
できる限りのチカラは貸しましょう。――


…像に埋められたクラン・スピネルを持っておゆきなさい。
きっと助けとなるでしょう。
たった一人の光の神……。
ミキのことをよろしく頼みましたよ……――
――
――――







言い終えるとリーザスの幻は消え、クラン・スピネルが石像の両目からこぼれ落ちた。






ローレ「Σぅわっ!!!」


アルス「め、目から…」



ローレ「まさに"目がぁーッ!!目がぁーッ!!"状態だな。」

アルス「おかしいな…僕まだあの言葉言ってないのに。」



ククール「ちょっといいか?お前ら、何の話してる?







エイト「ほら、ふざけるのはもういいから。リブルアーチ戻るよ。」





エイトがリーザス像の目からこぼれ落ちたクラン・スピネルを拾い上げ、階段を降りていく。




アルス「うん、そろそろミキが来る頃かもしれないしね。」


ククール「その時はこのクラン・スピネルとやらの力を見せてもらおうじゃねーか。」








エイト(待っていてミキ…)



アルス(必ず僕達が…)



ローレ(助けに行くからな!!)






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