第１６章
第１６章
ﾘｭｶ｢こ、これは…｣
ｱﾙｽ｢関所が…｣
なんと、北の関所が壊されていたのだ。
しかもただ壊されているのではない。
何か凄い力で破られたような豪快さがあった。
ｸｸｰﾙ｢なぁ、まさかとは思うけどこれ、ミキの仕業じゃ……｣
ｴｲﾄ｢分からない…。でもミキが関わっている可能性は充分高いだろうね。｣
一体ミキに何があったのだろう。
考えたくはないが、ヤンガスの言った通り何かの事件に巻き込まれたりしている可能性だってある。
ｾﾞｼｶ｢そういえば、いつだったか前にもこんな風に関所が壊されていたことがあったような…。｣
ｱﾚﾌ｢前にも？｣
ﾔﾝｶﾞｽ｢そういえばそんなこともありやしたねぇ。その時は確かドルマゲスの仕業だったでがすな。｣
ｿﾛ｢でもドルマゲスは俺達が昨日倒したんだ。それとの関わりはもうないはずだろ？｣
ｾﾞｼｶ｢それもそうね…｣
ﾚﾝﾄ｢まぁとりあえずもっと進んでみようぜ。｣
ﾅｲﾝ｢そうですね。｣
そして僕達は壊された関所を抜け、さらに北へ行くことにした。