最後まで読んでくださってありがとうございました。このお話は「本丸ってお城の殿さまが住んでいるところだから実際にあるお城の作りを参考にしよう」と思って自分のサーバーのお城を探している時に面白い逸話を見つけたので、それを参考にして書かせてもらいました。最初のテーマは「本当に鬼なのはどっちか」で、夢主が本物の、心優しい鬼で、それを殺した政府こそ鬼ではないのかっていうものだったのですけど、書いてるうちに変わってしまいました。でもタイトルの意味をしっかり表している終わりになったのでよかったのではないかなと思います。山姥切国広には、いつもひどい目にあわせて申し訳ないです……

今回の終わりだと夢主は人間よりの終わり方をしたのですけど、やっぱり鬼っ子が書きたいので、五話から分岐して実は本当に鬼だったんだって話をおまけとしてかけたらいいなあ。自分の好みを詰め込んで、好き放題に書いたお話に最後まで付き合ってくださってありがとうございました。少しでもお暇つぶしになっていれば幸いです。

160113 透子拝