鳥ぷろ

鳥ぷろ


H25 6/8

しょーごとお出かけした。

駅で待ち合わせて
会ってからはすぐ
お昼ご飯を食べに
うどん屋さんに行った。

彼と同じあったかい
かけうどんの並を注文した。

セルフのお店だったんだけど
おひや入れるときに
水が出るとこのボタン押したら
ビームみたく水鉄砲並みに
お水が吹き出した。

そういう仕様らしく
びっくりさせられた麻酔は
おひやのおかわりは彼に任せて
入れてきてもらうことにした。

ここのうどん屋さんは
2人で行くのは初めてで
とにかく麺がもちもちでゅるでゅるしてた。

ご飯食べてからは
行き先を決めてなかったので
前から気になってた
ビバモールに向かうことにした。

一応
鳥ぷろの「とりのかわチップ」と
だーぱんコレクションのマスコットを手に入れること
を目的として出発。

ビバモールに行くのは初めてなので
まずは乗るバスから迷った。
こういう時,彼は頼りになると思う。

バスに乗り込み,席に座ると
走る度に目に入ってくる
自分らの全く知らない
景色にわくわくした。

彼も楽しんでる様子だった。


ビバモールは
思っていたよりも広く
大きかった。

すげー
と感動しながら
とりあえずビバモールの前で記念撮影。

正直言って記念撮影なんて
恥ずかしいけど
なんかこの感情を忘れたくなくて
気付いたときにはカメラを構えていた。笑


どこからまわっていいかわからないので
まずは目的のだーぱんコレクションのマスコットを探しにセガのゲーセンに行った。

ここのゲーセンは
当たり前だけど
セガの物しか置いてなくて
やはりファミリー向けだった。

前から彼がやりたいと言っていた
クイズのゲームをした。
しかも2回も。


2人で協力して問題に取り組んだ。
しかし
とろい自分には早押しは不向きで
当然彼しか活躍してなかった。


目当てのだーぱんコレクションのマスコットは
クレーンゲームの景品だったので
自分が100円で取った。

‥というのも
店員を呼んで配置を変えてもらい
取り易くしてもらった上での結果である。

それでも
大好きなだーぱんコレクション
「ぱう」
のマスコットを手に入れられて
満足できたことに変わりはない。

ゲーセンを出ると
フードコートが目に入ったので
どんなお店があるか確認することに。

中を見て回ると
定番のマクドナルドが見当たらなかった。

彼は
「あのカツ丼すごくおいしそう」
とか言って
食べたそうにしてた。

特に何も買うものなかったので
流れでビバモールのホームセンターに入った。

そこには本当に
専門的なものまで
何でも売っていた。

画材道具や工具など
珍しいものばかりで
退屈しなかった。

作業着が売ってあるコーナーでは
彼が興味本位で作業着を試着。

しかも試着室覗いてたら
素肌で着用してた。笑

自分はつなぎを
試着してみてほしかったんだけどなぁ‥。
素肌で。

というか切実に
自分がつなぎほしくなった。
なんか楽そうだし
寝間着に良さそうな感じだったから。←

他にも消火器や
非常食用のパンが売ってあった。

非常食用のパンって初めて見たけど
缶詰めになってて
彼によると
開封するとそのままふわふわしたパンが出てきてフツーにおいしく食べられるらしい。

因みにそのパンは5年くらい保つんだって。


家具売場付近には
かわいいフルーツクッションが
ディスプレイとともにたくさん置いてあった。

その中からバナナのクッションを
彼は手に取り,
「俺これがほしい!」
と言った。

よほど気に入ったのか
頭に乗せたりと
じゃれて遊んでいた。

買ったら?
って言ったけど
彼は結局買わなかった。

散々バナナのクッションと戯れた後,
「俺には今これは必要ではない気がする‥」
とか言って置いて帰った。

ホームセンターを出てからは
目的である「とりのかわチップ」が売ってある鳥ぷろを探しに歩き回った。

しかし
スマホの地図を見ても
ビバモールの隅々まで
探しても
鳥ぷろは見あたらなかった。

それでも諦めまいと
かなり長い間さ迷った。

もう見てないところはないと
言う程度まで捜索してから
自分の頭に
「もしかしたらスーパーとかの内部にブースが設けられているパターンではないか」
という考えが浮かび上がった。


その推測は的中‥。
一角に鳥ぷろを見つけた時には
自分らはへとへとだった。

「とりのかわチップ」を
買おうと品揃えを見たが
どうもそれらしき商品はなかった。

嫌な予感の中
彼が店員に
「あのー,とりのかわチップってありますか?」
と尋ねた。





店員「ないですねー




ないですねー

ないですねー

ないですねー‥

‥‥‥




自分らの努力はいったい何だったのか。


その時既に時間も遅く,暗かったので
バスの心配から
とりあえず急いで来た道を戻った。

バスの中でぐったりしながら
晩ご飯は何を食べるか考えた。

電車の中でも
彼に体重をかけると
本当に眠ってしまいそうだった。


結局適当にマクドナルドに入って
そこで過ごすことに。

いろいろおしゃべりして
ポテトとかを遊び食べしている間に
店員に
「閉店時間ですので‥」
とか言われてしまった。






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