水族館

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今日は親が急に前から行きたいと言っていた海遊館に連れて行ってくれた。

妹と親の3人で電車を乗り継いで
向かった。

平日のせいか
開館まで待つ入館ゲートの列は短く,スムーズに入ることができた。
そして何故か外国人がかなり多かった。

一度入館すると
当日中なら再入館できるので
まずは空いてるうちに
全ての水槽をさっと見てまわった。

一巡目は撮影と
どんな魚がいるか
水槽の位置確認で終わった。

出口の近くに
ふれあいコーナーがあったので
妹と参加した。

水槽にはエイと小さなサメがいた。
触れるのはこの2種類。

サメの背中をなでなですると
鑢みたいなサメ肌が
手を刺激した。
体に沿ってなでなでした時と
逆なでした時では
感触が違った。

エイの背中に触れると
サメとは違い,ぬめっとした。
ひだひだしているヒレも
柔らかかった。
頭?をなでなでしてみると
やっぱりぬめっとするのだが
よく見るとつぶらな瞳が
ぱちぱちしていた。

可愛いと思った。

海遊館を出て
海が見えるベンチで
コンビニで買っておいた
お弁当とおかしを食べた。

いろんな船も見ることができた。
ご飯を食べてからは
近くのマーケットプラザに寄った。
外国人向けのお店がいっぱいあった。

そこのフードコートで
コーヒーを飲んだ。
なかなか量が多かった。

食後にはまた2度目の
海遊館に再入館した。

今度はじっくり
各水槽を丁寧に見てまわった。

オオサンショウウオがいる水槽を見ていると
外国人達がゆびを指して
「サラマンダ!」
と言っていた。
外国人達は自分の中の密かな癒やしでもある。

ラッコがいる水槽を見ると
可愛いもふもふが浮かびながら
自身の手で頭をこねくり回していた。
実に可愛らしいと思っていると
さっきのサラマンダの外国人の団体がいつの間にかいて
「ソゥキューーーッ!」
と叫んでいた。

ペンギンの水槽には
見慣れた大人のペンギンの中に
でかいキウイフルーツ(ペンギンのヒナ)が混じっていた。
もっちりとしたそのヒナに心奪われて
長い間水槽から離れることができなかった。

一番大きな水槽には
あのジンベエザメのゆうちゃんが
泳いでいた。

ゆうちゃんが旋回して
自分らの見ている際までくると
模様や目や口がはっきりと見えて
何よりその巨大さに感動した。

最後に天窓みたいに
下から水槽を眺められる
広間に行くと
ちょうどその水槽から
アザラシが見えた。

下から見たアザラシのお腹は
まるっとしてていい感じ。
なんというか抱き枕にしたくなるくらいの適度なカタチだった。

アザラシが自分らを見下ろすと
顔が笑っているように見えて
可愛かった。
きっとアザラシも見物客を見て
楽しんでいるに違いない。


海遊館を出てから
アミューズメントショップに
入った。

ぬいぐるみコーナーには
イルカやジンベエザメの
たくさんの魅力的な
ぬいぐるみがもふもふしていた。
妹がアザラシ(ごま)のぬいぐるみをすごくほしがっていた。

結局電車の時間がおしていたので
残念だったけどお土産は何も買わずに駅に向かった。

また海遊館に行こうと思った。
今度は友達とかと行ってみたいなぁ。






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