なこと

なこと


H26 3/3

今日はバイトだった。

職場まで送迎してくれるバスは
珍しくラジオが流れていた。

職場は冷暖房完備って聞いていたのに肌寒かった。

お昼休みに同じバイトのおばちゃんが
「寒くない?」
と話しかけてくるくらい。

1班3人で6つくらいの班に分かれて作業。
班長の木村さんは
ゆるふわな髪型が
素敵な方である。

男子達は機械類の作業を任されていたが,
あの重い荷物を運ぶ
リフト?みたいな
乗り物?を操縦してるのを見て
自分もちょっとやってみたいと
密かに思ったりしてた。


作業中に何度も
手を切った。
次から絆創膏常備を心掛けるべきである。

メガネをかけた
ポニーテールで背の高い女の子が
「何歳ですか?」
と休憩時間にいきなり話しかけてきた。

答えると
「えっ!私より年上‥
なんかちっちゃくて可愛いなぁ‥なんて
私なんかこんなでかくて,羨ましいですよ」
とかなり驚いた様子だった。

絶対歳相応に見られてないな
と確信した。
逆に彼女の背が高いことが羨ましい
と返すと
彼女は
バスケをやってた
とのこと。

いろいろ話すと
彼女は麻酔の母校の5期生で
3期生である麻酔にとっては
後輩にあたることがわかった。
この春から大学に通うため
ひとり暮らしを始める準備で大変らしい。

その後もやたらと
積極的に話しかけてくる彼女であった。
明日も彼女に話しかけられるんだろうか。


帰りのバスは
職場で専用のバスの乗車券を買わなければいけないのだが
どこで売っているのかわからず,
そのままバス停に来てしまった。

たまたまバスを待っていた
バイトのおばちゃんに
乗車券の購入先を尋ねると
「2階(バイト先の)に売ってるよ
そこであたし,10枚も買っちゃったからどうぞ?
1枚70円やからね,いいのいいの!」
とおばちゃんの持っていた乗車券を売ってくれた。

いいですよ,戻って買ってきますから
と言っても
親切なおばちゃんは
明日のバイトの行きの分の乗車券まで気にかけてくれて
結局2枚いただいてしまった(もちろんお金はその分払った)。

おばちゃんと分かれ,
ひとりバスに揺られている間
改めて
よかった
とほっとした。








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