思いがけず

思いがけず


H26 1/3

朝起きて
録画しておいた
初音ミクのライブを妹と観てた。

お昼にコロッケカレーを食べて
バイト先に向かった。

抜き取り作業に
はたのさんと行く途中
「今日でもう最後ですよね?」
と彼女が話しかけてきた。

自分は明日は非番故
今日が最後の出勤日となる。

はたのさんはまだ明日もあるみたい。

休憩時間,更衣室でお茶を飲もうとすると
はたのさんがやってきて
「これ‥」
とお菓子の入った袋を手渡してきた。
「えっいいんですか
と遠慮がちに受け取り,お礼を言うと
彼女は
「今日で最後なんで‥隣で麻酔さんと作業してるとなんか安心するんですよ〜」
と言ってくれた。
素直に嬉しかった。


バイトも終盤に近付き,
班長の合図で解散となったが
何故か
「はたのさんと麻酔さんはちょっと残っといて」
と言われ
不思議に思いながらその場にいると
班長は机の引き出しをガラガラと開け,中から四角い手提げ袋を取り出した。
そして
「2人,一番頑張ってくれたから」と言って
プレゼントをくれたのだ。

思いも寄らないサプライズで感激した。

班長は加えて
去年麻酔がお世話になった
いばさんにもよろしく伝えてくれるということも強調してくれた。





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