与えてやる

与えてやる


H25 11/4

親友キノの学園祭に
しょーごと2人で遊びに行った。

現地までは遠く,
自分1人で行ける自信なかったのと
チキンなのとで
彼についてきてもらった。

大げさかもしれないが
何か小さな旅行のようで
彼とは行きもそれなりに楽しんでいた。

電車乗り継ぐ時間が長かった。

目的の駅までたどり着いてから
自分のおなかの空き具合が
半端じゃなかったので
彼に訴えると
ちょうど改札を出たところに
マクドナルドがあった。

コーヒーとポテトを分け合い,
とりあえずおなかの空きを静めた。

彼は初めて食べてみたマックポークを
「ミートボールだ」
と言っていた。


駅から大学まで直通の無料送迎バスに乗り込んだ。
窓側の席より,外の景色を楽しんでいた。
結構田舎なところで新鮮だった。


バスを降りると
大学はもう目の前。

学園祭の規模のでかさと
キャンパスの広大さに唖然。

キノと合流して
彼女の友達たちともご対面した。

しょーごを紹介して
とりあえずデジカメを渡し,
みんなの写真を撮ってもらった。

なにせキノはカゲプロのカノ,キノの友達はカゲプロのアヤノのコスプレをしていたので‥。
いい記念になった。

大学内を案内してもらってから
キノとは一時別れて
しょーごと2人で作品展示のブースを見てまわった。

おなかが空いたので
屋台を見回ろうとすると
急にひどい雨が降ってきた。

雨の中移動するのも大変なので
屋根のある場所で雨宿りした。

その近くで
芸大性たちの手作りの小物やストラップの売っているブースがあったので
一通り眺めていた。

どれも可愛くて買って帰りたくなるほどの出来だった。
さすが芸大だと思った。

雨は弱くなったものの
完全に止んでくれなかったので
キノに本を返すのを忘れてた自分は,彼女に会いに向かった。

キノと再会すると
彼女に一緒に屋台でクレープを買いに行かないかと誘われた。

その間しょーごは
いつものお昼寝タイムで
寝ていたので
彼を置いてキノについていった。

チョコクレープを買い,
キノとキノの友達たちと一緒に食べた。

その後も彼女らと絵を描いたりして過ごしていたわけだが
ふとしょーごをひとり残してきたことが心配になり
急いで雨の中戻った。

案の定彼は置いてきたときのまま
地べたに座って寝ていた。

隣に座ると起きて
どれくらい経ったのかを聞いた。
寝ている間のことを説明すると
「俺のことなんか心配せずにもっと友達と遊んできたらいいのに」
と言ってくれた。



帰りも,電車に乗りながら
彼は麻酔のことをよくほめてくれた。

道中のアニメイトに立ち寄り,
近くのコンビニで買ったカップ麺1つを2人で食べた。
外は真っ暗だったが,雨も上がり,キレイな夜空となっていた。


時間も遅いので
夕食はサイゼで一緒に食べることになった。

彼はチョリソーというメニューを
初めて頼んでみて辛いと嘆いていた。





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