**PC名簿**

PL別リスト

リヴァイアサン・セラフィム(通称Dr.セラ)



■ PL名 ■
木林


■ PC名 ■
リヴァイアサン・セラフィム(通称Dr.セラ)


■ 性別 ■



■ 年齢 ■
不明(外見20歳前後)


■ 所属国or出身国 ■
ベルセニア魔皇国(フォルテラ聖王国出身)


■ 職業 ■
闇医者・マッドサイエンティスト


■ 種族 ■
海龍


■ 身長 ■
人型→188cm
龍型→100m以上。未測定


■ 容姿 ■
【人型】
水色の髪に水色の瞳。昔は長かった髪をバッサリと切ったショートヘア。肌の色は白く、細身。大体いつもスーツに似たしっかりした服装に白衣を羽織っている。通常は黒い目隠しをしている。
人型でも泳ぎは早いが人の体で出せる速度が限界。その代わり潜水は得意で何時間でも息継ぎ無しで潜っていられる。額中央には受ける光により異なる色を放つ聖珠と呼ばれる結晶、胸部中央にひし形の青い鱗、宝石のような逆鱗を持つ。しかしどちらも、目隠しと服に隠れている。


【龍型】
頑丈で半透明に輝く青いうろこに、蛇のような長い胴体。手足があり鋭い鍵爪を持つ。人型と同じく水色の瞳に、水色の鬣。翼は無く、空の飛行は出来ない。その代わり水の中を高速で泳ぐことが出来る。その力は強く、船に絡めば、簡易的な結界を張っていても締め上げて簡単に破壊し沈没させるほど。小さな川などでは機敏に動けないが、水の中でなくてもその巨体に物を言わせて、物量だけで周囲を破壊し更地にすることが出来る。強固で特殊な守りが施されている場合はその限りではない。陸上での移動速度は遅い。

聖珠は人型時と同様に額中央部。逆鱗は長い首の中央部くらいの位置に存在しており、とっさに腕で隠すのは難しい位置にある。見た目はガラスのように脆そうに見えるが、巨体に対して逆鱗は小さく、かなりの強度がある為、策に嵌める等の手段を講じない場合は、確実に、そして正確に当てる命中率と、1発で仕留めるかなりの破壊力を必要とする。


■ 性格 ■
根本的には笑みを絶やさず穏やかではあったが、今は排他的でやや自己中心的。
気ままに命をもてあそんだり、気まぐれに自然の摂理、弱肉強食に介入したりする。生命の限界を調べるという名目で生体解剖や薬草類に手を出した。良い素材を集められる事で効果の高い薬を自作できるにも関わらず、それを積極的に世間に広めたりしないし、たとえ渡すとしても代わりに莫大な対価を要求したりするが、別に金品が好きというわけではなくて、こちらの要求に苦悩して四苦八苦する姿を見て楽しんでいるだけ。
素材集めに旅に出たり、本を読んだり実際に実験を行ってみたりして見分を深めたり、そういた一人の時間を好む。
昔を知る人は『心優しく親切な人』というだろうが、今では知識欲を満たすためなら他者を切り刻むことは容易にする。自分の欲が満たされれば、自陣営、敵陣営関係なく首を突っ込むし、既知であっても見捨てるし、後々自分や他者を害する存在になるだろうと思っても助けたりする。故に、今を知る人は『かなりの気分屋』と答えるだろう。


■ 属性 ■
波・適応


■ 武器 ■
『医療用ナイフ・メス』
ごく一般的に流通している医療用のメス。手中、或いは指の陰に隠せるほど小さな刃物。自分で手入れを行い、しっかり研いでいるため刃は鋭利。軽く撫でただけでも切れてしまうが、これで致命傷を与えるとなると急所に的確にダメージを与える必要がある。


『白い槍・三節混』
片方の先端に血族の牙を加工した両刃の刃が付く3つに折れた棒状のもの。色は白1色。その中に1本紐が通っており、それを引くと1本の槍にすることが出来る。種族柄か、陸上では人型であっても動きはそれほど早くないために、振り回したり遠心力を使って威力を上げられる槍術を極めた。本当は1本の槍を持っていたいのだが、持ち歩くには長さがあり不便の為にコンパクトに折れる物を用意。棒術にも精通しており、長い獲物の取り回しは得意。
素材は身内の遺骨を使っており、割と乱暴に扱っても刃こぼれしない強度がある。さらに、化物の名残か、多少のヒビなら自己修復する。

基本的に槍状にして使用するが、逃走する者を転ばせたり、意表を突くために、不規則な動きをする三節混状態で投げたりすることはある。
槍は細身で見た目は華奢。自分も軽々と振り回すが、実はかなりの重量がある。


■ 能力 ■
『呪われた未来視』
本来であればその名の通り少しだけ先を見通す未来視の力だったのだが、とある事件で命を奪うためだけに酷使し続けた結果狂った能力。
もう未来を見ることは出来ないが、今を生きる未来として、生体の皮一枚剥いた姿を見ることができる。いわゆる人体模型のような恰好。魔力を籠めればさらに内部まで見通すことができるが、ある程度の時間注視する必要がある。それは人でも虫でも魚でも活用可能で、生きている物体にのみ有効。医療の分野ではお手軽MRIとして活用。しかしその便利な力も、衣服を着ていると服は透視出来ないので肉体透視は阻害されてしまう。服を透視して無許可で裸体姿を見るなんて事は出来ない。

自分で能力をONやOFFにすることができず、裸眼でいる間はすべてが一皮剥けた状態で見えているため、力を抑えるために魔道具の目隠しを付けている。薄い素材で薄暗くなるものの視界は良好。もともと深海での活動も容易にできる体の為、ある程度暗くても活動するのに問題は無いほど視力は良い。地上は光に満ちていて、月のない夜であっても自分にすれば明るい夜に入る。


『適応する血』
基本的には深海、海面、高温、低温、どんな状態の場所でも対応できるように自分を適応させる力。血の流れを操作して、体温調節したり、水質に合わせて成分を調整したりする。応用として水中での負傷を直すために血の粘度を変えたり、自分の血を他者へ分け与えることも。込める魔力の量で粘性を持たせて水の中でも霧散を防ぐ事ができ、成分を他者の体液と同じに調整しておけば、血液型や別の種の個体であっても拒絶反応なく適応させることができる。人、魚、鳥、虫等、生きている生命に対応可能。凝固具合を上げておけば止血させることもでき、固めて細い糸状に伸ばすこともできるため、医療の際には縫合に使用。抜糸の必要もなく、傷口も綺麗に治る。縫合時自分の手を離れた際の形状維持に必要な魔力は施術した患者、相手の魔力に依存する。ひも状になる事を利用して捕縛や攻撃に使うこともあるが、強度は龍体となった自分と同程度の化け物の捕獲が可能なくらい。自力で千切るのは難しいが、普通のナイフ等でも切る事は可能。ピアノ線のような細さでうまい具合に繰り出せば物体の切断もできる。
治療に活用できる力ではあるが、瞬時に治すものでは無い。

また、自分の体を通すことで血中の毒素を鑑定、特定、血清の作成もある程度可能。あるいは自身に投与した解毒剤をダイレクトに他者の血管に入れて中和したり、寝たきりの相手へ点滴代わりの栄養補給として活用したりもできるが、その際の負担は全部自分にかかってくる。


『共鳴する波』
本来は水中で声の代わりにコミュニケーションを図るための物であるが、強さを調節すれば強い衝撃波を生み出して海流を起こして渦を作ったり、津波を起こすことも可能。また、共振周波数を合わせる事でピンポイントで物体を破壊する事ができる。陸上で使う時には空気が振動するために耳鳴りのような高い音が微かに鳴る。
水中で変身をする際に大きなものが消失すると空白を埋めるように水が動いて波が立つが、そういった大きな波等を消す時にも活用。
医療では波形を感知するエコーの代わりに使用したり、部分的に痛みの伝達を阻害する麻酔としても活用できる。腫瘍に体外から波を当てて、悪い部分だけ壊すなんて芸当も可能。ただし生体に使う場合はそれなりに時間がかかるうえに、麻酔等の場合比較的短時間で効果が切れるために定期的にかけ直す必要がある。接触しなくても大丈夫だが、ある程度の接近は必要。


■ 装備品 ■
『呪い(まじない)の目隠し』
アクティブスキルだった眼が、呪いによって常時発動のパッシブとなってしまったため用意した、視界を確保するための封印の術が掛かった目隠し。
封じの力は強力だが、巻いた部分の力しか封じられない欠陥品でもある。ある意味自分用の為、自分と同じような術者でない限りは他者が使用しても力が制限されてしまうと言った不具合は起きない。

『服装記憶のネクタイピン』
人型か龍型か、の変身をするときに服が不随しないため、裸体で人前に出てしまうことを防ぐために着ていた服を記録、変身の際には収納しておく魔道具。龍体の時はリング状態になって親指に嵌めている。

「皮素材のトランクケース」
1泊2日程度の荷物が入る普通のカバン。メスや、骨切断用のノコギリ、製薬用の薬研といった器具などを入れている。マジックバックではないため、内容量には限りがあるが、変身の際には装飾品とみなされてネクタイピンに収納される。移動の際にもピンに収納して出歩くことがある。


■ 備考 ■
元はフォルテラ聖王国の貴族の末端に名を連ねる一族。長命の為に繁殖力も高くなく、一族と言っても数は少ない。その本家の血筋であり、長として皆を纏めていた存在。
上流貴族のマナーや、社交ダンス、楽器の演奏もお手の物。特にピアノを好んで弾いていた。甘いマスクは貴婦人からの受けもよかった。
『ミシュドガル戦役』では海域での戦闘でその力を発揮し、聖王国の為に尽力した。しかし、特異な血と種族である事が強欲な者の目に留まり、生き血をすすれば若返るとか、心臓を食べれば不老不死になるとか、根も葉もない虚言があふれ出す。すると戦に疲弊した精神と負の感情がこちらに向き、言葉巧みに陸上へ連れ出され、殆ど全てを狩られてしまった。
それを知った時に自分自身も何かが壊れて、ミシュドガル戦役の終戦間近で海に出た船を誰彼構わず襲う化物となり果てる。未来視の力を使って主犯各の者たちへはきっちりと復讐を果たしたが、その後も暴走は続き船を何艘も沈めてきた。後にこれを問題視した者たちが、他種族混合の討伐隊を組み激闘に。ベルセニア魔皇国の六魔将を目指そうとした時もあったけれど、討伐隊との戦闘の際心身ともに大ダメージを受け、すべてがどうでも良くなってしまった。世間では討伐成功、海に平和が訪れたとされている。

この一幕は大きな戦の後の争いとして話題になり、その名前は時の存在となって駆け抜けた過去がある。それもあって名前と所業のみが広がり、個人のバックグラウンドはその時の情勢に影響するとされて公開されることはなかった。子供向けの絵本や長編の冒険譚等ではだいたい旅路を邪魔するモンスター、ラスボス手前の中ボス、あるいは最終戦で準主役が戦う悪の取り巻きの1体、そんな存在として描かれる。



名簿に戻る

×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -