シシバ
■ PL名 ■
アサム
■ PC名 ■
シシバ
■ 性別 ■
男
■ 年齢 ■
不詳（外見年齢20代後半）
■ 所属国or出身国 ■
ベルセニア魔皇国
■ 職業 ■
六魔将
■ 種族 ■
獣人（ムカデ）
■ 身長 ■
178cm
■ 容姿 ■
痛み切った黒髪のミディアムヘア、視力が悪いのも相俟って眼光鋭い褐色の瞳が覗いている。薄い唇の奥には神経毒を蓄えた牙を備える。全身に刀疵や弾痕、そして左手首には奴隷の証である数字の烙印が刻まれている。全体的に細身だが、怪力を発揮するのに申し分ない程度の鍛え抜かれた肉体を持つ。
ドレープ感の強いサルエルパンツに履き潰されたブーツ、上裸に粗末な外蓑を纏った野蛮な出立ち。歩く度にそれぞれ両手首に嵌められた手枷が不気味な金属音を鳴らす。背には抜き身の錆び付いたクレイモアを背負う。
本来の姿は全長1mを超える赤褐色の百足。
■ 性格 ■
六魔将最強を自称する。基本的にダウナーな性格だが、常に苛立ちを抱え感情的・暴力的な面が目立つ。自身の感情に忠実で、味方だろうが格上だろうが気紛れに牙を剥く。加えてかなり執念深く、特に自身の皮膚に傷を付けた者に対しては異常な執着を見せる。負傷することを厭わず、寧ろ喜んでいる節すらある。
魔皇帝への忠誠心は皆無に等しいが、強者と戦う機会が格段に増えた現在の地位を失うのは惜しい為に下される命令には従っているようだ。
■ 属性 ■
毒
■ 武器 ■
・錆腐のクレイモア
全長150cm刃渡り130cmの両手剣。碌な手入れがされておらず、酷い刃毀れと自身の毒で腐食し切っている。持ち歩かずに片手で引き摺り、斬るというよりも強引に叩き潰すスタイル。刀身で負傷すると毒（神経毒）の付随効果を齎す。普段は抜き身のまま背負っている。
■ 能力 ■
・甲皮と触覚
鋼のように硬い皮膚、怪力を持つ。防具を一切身に付けない無謀とも言える雑な戦闘スタイルも、この特質による恩恵があるからこそである。物理攻撃には無類の強さを誇るため、攻撃蓄積による破壊や属性を乗せた斬撃が有効。更にある程度の属性攻撃にも対応するが物理攻撃に比べれば多少頑丈な程度で、特に火属性、聖属性には滅法弱い。
また、視力が悪く（両眼0.01程度）その代わりに触覚が非常に発達している。肌に触れる僅かな風の流れや切先の軌道を読み取ることも可能。
・複腕
肩から指先に関しては切り落としても日に一度なら即座に再生する。更に胴体から一時的に腕を生やす（同時に六本が限度）事も可能で、捕縛や強襲に用いる。この特質の為に接近戦を最も得意としている。短時間の内に二度切り落とされると即時に再生されず、数日間の激しい痛みと共にゆっくりと再生する。
・顎肢の毒
牙に蓄えられた神経毒。耐性の無い者が咬まれると鋭い痛みと共に発熱、神経麻痺等の症状が現れる。強靭な顎の力も相俟って咬み痕は酷く疼いて残ることが多いという。大量の毒を摂取すると死に至ることもあるが、毒の精製は自身の生命力と直結する為、多用はその後の活動に大きな障害となる。解毒剤は存在せず、対処療法や治癒魔法が有効。
■ 装備品 ■
無し
■ 備考 ■
ミシュドガル戦役後、魔都ハイランドで最も治安の悪い地区の一つ「遺物聚落」で産み落とされる。母親の詳細は不明。幼少期から奴隷として酷使され、そのことが人格形成に大きな影響を及ぼす。やがて領主を斬殺し自由の身となってからはハイランドを放浪、窃盗や殺人をして生き延びるが、プロシア領でのある事件をきっかけに幼少期から青年期にかけて百二十年余りの記憶を全て喪失している。病のように襲い来る苛立ちの正体に、自分自身気が付いていないようだ。
数十年前に前六魔将の一人を卑劣な手段で殺害し、その首を魔皇帝に献上することで現在の地位に上り詰めた。両手首に嵌められた手枷は、魔皇帝が自身に課した制約の一つだという。
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