私の恋愛観・人生観



ルエナ「家族も恋人も、嬉しいことや悲しいことを共に背負い分かち合っていくものだと思う。恋人とは特にね。依存ではなく共存よ。人の人生には嬉しいことも辛いことも沢山あって、その時それを分かち合える人がいないと寂しいし、とてもしんどいじゃない?だから私は自分がしてくれたらうれしい様に相手と一緒に喜んだり悲しんだりしたい。恋人とは縁の下の力持ちの様な存在でいたいの。常に彼の味方だけど、彼の為に辛いことも言ったりする。私が一番に願うのは彼の幸せ。その為には厳しいことだって言わなきゃ。会えないことも会えなくなることもあって寂しいけれど、常に彼の事を思っているし、彼の愛を信じている。自分の人生を生きながら彼と時間を共有していく。これが私にとってベストな愛の形よ」


「私にとっておばあさまと母は尊敬する人。小さい頃からおばあさまの武勇伝は山ほど聞いたし、それを引き継いだ母は立派だと思う。だから私にとって家族は尊敬するべき人たちよ。でも、恋人にも同じように尊敬できる所を持っていて欲しいわね。単純なことで良いの。私が出来ないことが出来るとか、持っていない物を持っているとか。肉体面でも、精神面でも、経済力や知力でだって構わない。何か一つ尊敬できることがあればその人を一人の人間として敬うことが出来るわ。誰でもずっと一緒にいると相手に慣れてしまって、つい礼儀や遠慮を忘れちゃう。だけど何か一つでも人として尊敬できる所があればどんなに一緒にいてもその気持ちを忘れたりしないと思うの。私は身近な人こそ大切にしたい。だから恋人にせよ家族にせよ、常に相手を敬い配慮と遠慮の気持ちを忘れないことが大切よ」


紅姫「難しい質問ね…。二つの時代、二つの世界で生きてきて私が学んだのはどんな時も冷静に自分を見詰めることが大切だっていうこと。幸運にも私を護ってくれる人がいたけれど、最後には私自身が私を護らなくちゃいけなかった。自分が判断を間違えたら死にすら繋がってしまうから。だから私は常に冷静でいなきゃいけなかったし客観視できなきゃいけなかったの。でも後からそれはどこで生きていたって同じだってわかったのよね。どの時代に生きていようと、人には決断するべき時がたくさんあって、むしろそれの連続だから。人生って言うのは常に自分自身の選択と決断で決まってるのよ。恋愛はそうはいかないけど(笑)。恋は常に不安定で危うい物なの。だから一つの間違いが大きな傷跡になったりすることがある。それを修復するのはとても難しいけど、その傷を癒す努力をさせてくれる人がいいな。過ちを犯した私を"こんな人だなんて思わなかった"なんていう人はこっちからお断り。だったら私だって"あなただって私の思うような人じゃなかったわ"って感じよ」


ダリル「人生も恋愛も自分で掴むものよ。神様はパーフェクトな人生や恋人を与えてくれたりしないわ。素晴らしい人生が欲しければ教養を身に付けて、素早い判断とたくさんの見方を得ることよ。そうすれば自分の足で歩いて自分の力で人生を切り開けるの。それと良い恋人を見付けたかったら良い女になることね。相手に多くの事を望むなら自分もそれを身に着けていなければダメよ。お金で幸せは変えないし美貌で恋人をコントロールすることは出来ないけれど、自分の切り札に出来るから。女として生きていくなら手持ちのカードは多い方が良いわ。その為に女としての努力を忘れてはダメよ」