「お晩どすー、最近は暑ぅて堪りまへんなぁ」
「そうだね暑いよねぇ〜」
「俺の地元は盆地ですよって、蒸すんどすー」
「俺は特性のお陰で暑くないけどー」
「羨ましいわぁ。こういう時だけは海燕の所に行きたなりますわぁ」
「あ〜、いいよね涼しそう!…てゆかオレが涼しい空間創ればいいんじゃん!」
「そうだった、そういやお前創造主だったな」
「でも魔力使い過ぎると縮んじゃうんだよな〜…」
「つまり、それだけ大変なんどすなぁ」
「でもまぁこれくらいならイケると思う。オレに任せてって!」
「ホントかよ…。何か創造主の癖に頼りないんだよな鳴世って」
「まぁまぁ、みんなのお父さんに任せんしゃい!」
「まぁ鳴世はん、かっこええわぁ」
「んじゃ行くよぉ〜!………むむむむ〜ん!!」
「うわっ、何かデカい箱らしきものが出てきた…!」
「この中に入ったら涼しいと思うよ☆」
「さすが鳴世はん、何でもありどすなぁ」
「だって創造主だもん♪」
「中は何か…、空間って感じだな」
「お望みならばマイホーム風にも出来るよ」
「俺ならやっぱり純和風がいいどすー」
「りょかー!……、それっ♪」
「嬉しおすー、やっぱり和の心は大事ですよって」
「そだねー!畳の部屋も居心地いいねぇ」
「むう、真朱無しなのが残念どす」
「ちなみに持ち運び可能です!コンパクトにできるよ」(バチーン☆)
「無駄に便利だな…」
「便利に越した事はありまへんえー」
「でしょでしょっ?!さっすがオレ」
「ハイハイすごいねすごいね〜」
「ほんますごいわー」
「ってゆうか烈夜、もっとお父さんを慕いなさい!」
「お父さんって…、創造主ってだけじゃねーか」
「だからお父さんじゃん。オレがこの世界創らなかったらキミいなかったんだよ?」
「………。そういやお前どうやって生まれたんだよ?」
「…え、さぁ?気付いたらここにいたんだもーん、そんな昔のこと覚えてなーい」
「こんな奴が創造主…」
「しゃーないわぁ、烈夜はん、記憶には限りがありますよって」
「とは言ってもだな…、」
「そーだよ烈夜!そんな細かいこと一々気にしてたらハゲるよ!」
「………」
「まぁま、お茶でも飲んでのんびりしまへん?」
「そうだね!お茶は誰が淹れるの?」
「俺より空快のが淹れるの上手いだろ」
「構いまへんえー、とびきりのお茶用意させてもらいますわぁ」
「やったー!たっのしみー!!」
鳴世パパの万能っぷりったらない。