「にゃーちゃん!世界一かわいいよにゃーちゃん!」
「……」
「にゃーちゃん!!ああ!にゃーちゃん!」
「………」
「にゃーちゃ、…え、名前…?」
「……うん」
「ちょ、ちょ、ちょっとまって!まってなんでここに名前がいるの?!」
「いや、忘れ物取りに…」
「そのドン引きしたような顔ヤメテ僕もう報われないから!!」
「…うん、ごめん」
「……」
「うん、そのさ、まさかライブDVD見ながらオタ芸してるなんて思わないじゃない?」
「……」
「しかも半裸でほっぺた赤くさせて」
「……」
「……ごめん」
「終わった…僕の人生終わった」
「おそ松とかじゃなかっただけいいね」
「イヤだよ、名前にこんな姿見られるなんて…見せたことなかったのに」
「見たことはないけど知ってたよ」
「……?!」
「…あっ」
「ちょっとまって名前、詳しく教えなさい」
「…一松が」
「ぁんの腐れ外道…!!」
「にゃーちゃんかわいいし、仕方ないね…」
「ご、誤解だよ名前!いや確かににゃーちゃんは宇宙一かわいいけど!」
「チョロ松そんなだからモテないんだよ」
「いいよ…にゃーちゃんがいれば幸せなんだ僕は」
「廃人」
「ドルオタだなんて…名前に知られたくなかった…」
「あたしもまさか彼氏がドルオタだなんて知らなかったよ(知ってたけど)」
「…ううう」
「ねえチョロ松…水をさすようで悪いんだけど、その横のティッシュって…?」
「……いやいやいやいやこれはほんとに誤解だからね?!」
「…シコ松」
「てめえどっからわいてきやがった一松ゥ!!」
「しこ…まつ…」
「ヤメテ名前そんな言葉口にしないで」
「一松、しこまつってなに」
「…それのこと。毎晩毎晩ティッシュ濡らしてんだよ…ひひ」
「闇松マジぶっ殺す」
「…へえ、そうなの、チョロ松。あたしというものがありながら」
「ねえちがうんだって名前、これはほんとたまたまで」
「…名前、こいつより俺にした方がいい」
「一松…」
「オイコラそこなに勝手に人の彼女たぶらかそうとしてんの?!死ぬの?ねえ死ぬの?!」
「……ごめんっあたし、やっぱりチョロ松じゃないと…」
「名前…!!」
「こんな面白いネタ引きずり出せない…!」
「名前!?」
「…まあ、ウソだよ。べつににゃーちゃんの次でもいいし」
「そ、それは、その…僕は」
「にゃーちゃんの次でも!いいから」
「…ぼ、僕は、名前が一番だよ」
「にゃーちゃんは宇宙一かわいいのに?」
「名前は銀河一だ!!」
「…チョロ松すき!」

「…死ねよこいつら」



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正直おそ松ssは10分位で完成してます


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