「お、質問来た。……ええと、あおきさんから。どうもこんにちは、ご質問ありがとうございます。俺と千歳に充ててだな」
「え、俺ですか。なになに……」
Q.お互いのパートナー(犬飼と出水)かわいいと思ってますか!? 個人的にはかわいいと思ってます。
あと、小説家ifの二宮さん(とくっついてるやつ)についてで二宮さんのことどう思ってるか教えてください小説家さん!
『いきなりど真ん中来たねー。で、どうなんですか、林さん、千歳くん』
「……なんで花江さんは除外なんですか」
『え? 聞くまでもないからじゃないかな?』
「臆面もなく言ったなこいつ。……で、どうなんだ千歳」
「ここで俺にパスかよ。かわいいも何も、あいつ男でしょ」
「そうだな。で?」
「……まあ、笑った顔とか……は、かわいくなくもない。ような気もします。たまに」
『笑顔がかわいくて好き、だそうですあおきさん』
「おいそこ! 俺そこまで言ってないだろ!」
『ごめんねー、僕のゆっくりさん天邪鬼言葉読解機能あるんだー』
「あってたまるか!」
『それで、林さんは? 犬飼くんのことかわいいと思ってますか?』
「ああ、まあ」
「具体的には? 俺にも聞いたんだから林さんも答えますよね?」
「そうだな……。感情表現豊かなところと、面倒くさいところ。
後者はなんか、一周回って可愛く思えてきてな」
『あー、なんかわかる気がします。手がかかる子ほどかわいい、みたいな』
「そうそう。……ああ、あとif設定か。うーん……」
「どうかしたんですか?」
「いや、これ俺がそのまま答えたら二股っぽくなるよな。そういうわけで別次元の俺から回答をもらっています」
「花江さん、この人自由すぎません? 若干ついていけないんですけど」
『いいんじゃない? 無礼講ってことで、ね?』
「えーと、
『誰にも渡せない唯一の人間。面倒なコブが一つあるけど、まあ対して問題とは思っていない』
……だそうだ。コブは犬飼のことかな」
「……ずいぶん情熱的な答えですね。見た目は淡泊そうなのに」
『かっこいいねー。千歳くんも将来的にはこれくらい言えるように頑張ってね』
「天地がひっくり返っても出水には言いませんから」
「誰も出水とは言っていないのに自爆してくれた千歳で締めにしようかと思います。それではあおきさん、ご質問ありがとうございました」
「ああクッソ、さっそく嫌だこのメンツ!」
『また次でお会いしましょうね。それではまた〜』
あおき様、ご質問ありがとうございました!