三風様からのご質問 ・ 1


「あれ、知らないやつがいる」

「俺は千歳知ってるんだけど。2年のイケメン」

「情報少な」

『えーと、幽霊少年くん? だよね、確か』

「あ、どうも幽霊です。ええと」

『あ、僕は花江です。そっちの眼鏡さんが林さん、で、ご存じのとおりの千歳くんね』

「よろしくな。それで、質問は……三風さんか。2回目ありがとうございます」

「どもです。なになに」


Q.幽霊少年はボーダー隊員ではないんですか?(もし隊員だったらある意味ステルス機能付きで強そうですねww)
あとは長編主3人組(if二宮さん相手の小説家も)+幽霊少年君に質問で、お相手にプロポーズするならなんてするかとシチュエーションを教えてください!
反対にお相手からもお願いします!


「相手からも、ってことだから、それは別で収録するな。とりあえずこれは俺たちの回答のみということで」

『はい、わかりました。それで幽霊くんがボーダーかってことだけど』

「ちゃいます。入ろうとはしたんだけど、筆記で無理だった。あと動機が不純すぎると自分でも思ったからあきらめた」

「不純って。あーそういえばストーカー予備軍……」

「いわば愛のハンターだ」

「また頭おかしい奴が来たよ」

『それじゃあプロポーズのしかたね。千歳くんどうやってする?』

「なんで俺に最初に振るんですか? 大やけどしたくないから最初に幽霊さんどうぞ」

「マジか。うーん影浦にか……正直言わなくても通じそうな気がするけど……。
影から結婚したいなっていう感情をこそこそ飛ばしまくる? みたいな? 影浦が照れて殴りかかってきたところでプロポーズする? 写真はもうやめるから実物をずっと見たいとか?」

「…………」

「…………」

『…………』

「空気痛すぎて死ぬ。じゃあ次どうぞ、花江さん」

『え、僕? ……ストレートに言うかな。最期まで僕と生きてくださいって。でもタイミングが難しいかなあ。うーん、寝起きとかのぼんやりしてるときに言いたいな』

「なんで寝起きなんですか?」

『一番驚きそうだなって思って。予知覆すの意外と難しいんだよ。林さんは?』

「んー……。逃げ道ふさいでから普通に言う」

「逃げ道ふさぐって、例えば?」

「犬飼の家族に挨拶するとか、俺の家族に紹介するとか。後はマンション借りる。まあ結婚できないからうちの養子に入るとかして……」

「超具体的すぎて俺戦慄。やべーな20歳の発想。あ、肝心の言葉は?」

「もう逃がさない」

「完全に狩人の思考です本当にありがとうございました」

『じゃあ最後、千歳くん。ほかみんな言い終わったよ?』

「……なんで全員そんな出てくるんですか」

「千歳と違ってもういろいろやらかしてるからな。そりゃもういろいろ」

「やらかしてるのはおそらくお前だけだ」

「マジでか。で、答えは?」

「……一生好きでいていいですか。……一緒にいるときに自然に言えたらいいなと」

「ひゅーひゅー」

「死ね幽霊野郎!」

『とりあえず、みんな終わったね。えーと三風さん、僕らの回答は以上になります。この後で各々の相手の回答を収録するので、そちらをどうぞ』

「ご質問ありがとうでした。というか俺を忘れないでいてくれてありがとうございます」


ご質問ありがとうございました!

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