「……なんですかこの胃薬の山」
「千歳に必要かなと思って」
「そもそも必要になるようなことしないでくださいよ」
『善処するね。それじゃあお次、島田さんからのご質問。ありがとうございます』
Q.こんにちは! いつも楽しく覗かせていただいています!
三作品それぞれのペアに質問です。
お互いの相手に直してほしい事とかはありますか……?
『楽しんでいただけてなによりです、ありがとうございます! 直してほしい事かー』
「んー……。いきなり飛びついてくるのと、やたら周囲に威嚇して回るのはやめてほしいかな、俺は」
「威嚇って。……もしかして、あの膝の上乗ったりとかですか?」
「そう。なんでも両想いになったのが初めてらしくてな。盗られないようにしてるとかなんとか言ってたな」
「面倒くさいですね」
「本当にな」
『でもそんな顔はしてないですね。千歳くんはどう? 出水くんに直してほしいところとかある?』
「ボーダー隊員なところ」
「そういうのいいから。本音は?」
「本音ですけど。……まあそれ以外なら、うちに来る客に友達だとかほざいて回るところですかね」
『ああ、つまり友達じゃ嫌だとかそういう』
「今の発言のどこにそんな要素あったか教えてくれませんか? そろそろ怒りますよ」
「わかったわかった。で、最後は花江。何かあるか?」
『僕は特にこれといって……ぼんち揚げを箱買いする以外に不満はないです。あと暗躍中に連絡取れなくなるのはちょっと心配かな』
「暗躍は直さなくてもいいのか?」
『未来を変えるのに、迅だけのほうが動きやすいなら止めはしないですね。いつか巻き込んでもらえたらいいな、ってだけ』
「暗躍って口に出して言ってるのは止めた方がいいと思いますけど……。まあいいか。島田さん、回答は以上になります」
『ご質問ありがとうございました! 今後ともよろしくお願いします!』
「……あ、ごめん。俺犬飼に直してほしいところもう一つ追加」
『なんですか?』
「ライン見ないと連投してくるのやめてほしい」
「……うわ」
「な、引くだろ」
『これはひどい』
島田様、ご質問ありがとうございました!