白湯様からのご質問


『……取り乱しました、ごめんなさい。もう会社買収しようとしません』

「いや……正気に戻って何よりだ。完全に目据わってたからな……」

「えーと……気を取り直して、林さんに質問です。白湯さんから」


Q.クリスマスイブに小説家さんのおうちのカギをゲットした犬飼はその後どうですか?
また、二人の関係を知ってるのは二宮隊のみんなだけですか?お応えできる範囲でよろしくお願いしますっ!


「あー、母親が送ってきたやつ。結局使ってるところはまだ見たことないな」

「え、持ってるのにですか?」

「ああ。使っていいぞとは伝えたんだが、なんでか俺がいるときだけ来るんだよ。なんでだろうな」

「さあ……俺にはなんとも。花江さんわかります?」

『そうだなあ。林さんに会いに行ってるんだから、林さんがいないときに行っても意味がないって思ってるんじゃないかな?』

「……」

「……」

「……花江さん、結構キザなことさらっと言いますよね……」

『そう?』

「あー……そういえば、そんなようなことも言って……うん、はい。……うん」

「すごい、林さんが照れてる。明日槍降るんじゃないのかコレ」

「千歳うるさい。あーはい要望としては使ってほしいかな、一人暮らし歴長くて家で誰か待ってるっていう状況がないからな。はい終わり」

『まだ終わってないですよー。珍しくデレた林さんと犬飼くんの関係を知っている人は?』

「……まあ二宮隊はみんな知ってるな。というか、迷惑かけたお詫びに二宮隊に飯奢ったから、その時に。考えてみれば二宮に2回も奢ってるのか」

『その他には誰かいますか?』

「誰だろうな……。影浦は知ってたな。多分犬飼が言った。
人に言うことでもないから、さほど知られてはないと思う。二宮隊と影浦、あとは俺の母親と兄かな、知ってるのは」

「家族に知られるってハードル高っ。……ああそうか、母親から合鍵送られてきたって言ってましたね」

「ああ。……まあ兄は結構驚いてたけど。えー、白湯さん、こんな回答です。質問ありがとうございました」

「最後に、さっき照れてた林さんの顔は花江さんがばっちり保存してました」

『つい今しがた、犬飼くんへ転送するよう二宮さんに頼んだところです(・ω<)てへぺろ』

「お前ら無駄な連携発揮するのやめろ」



白湯様、ご質問ありがとうございました!

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