キミを愛してる僕二人
2011/10/20 07:29


「土御門!どういうことよそれ!」
「いかがされました?お嬢様」
「その胡散臭い笑顔と口調やめなさい!あんたさっき、私に向かってなんて言った?」
「『あんな顔だけの男に引っかかるお嬢様はまだまだ子供ですね』、だったかにゃー」
「くぅーっ!よく平然としてられるわね!お父様に言いつけてやるから!」
「はは、それは止して欲しいですたい」
「ふん!後で助けてくださいってこの美琴センセーに泣きつけばいいわ」
「でもワガママお嬢様とこの嘘つきの天才、土御門さんとどっちに分があるかにゃー?」
「う……この二重人格」
「お嬢様は分かってないにゃー。ギャップ萌えってやつだぜい」
「?なにそれ」
「にゃー例えばー…。『俺は美琴ちゃんが好きだにゃー』って言うのと、」
「うわ、軽」
「『私は一生を懸けてお嬢様を守ります』」
「っ!」
「って言うのと全然違うだろ?ってあれ、どうした?」
「な、なななな何でもない!」
(何よかっこいいじゃないのよバカ!)



という天然タラシ執事さんが見たい。いや確信犯でもいいけど!土御門さんのスーツにどきどきしちゃうよ^^この美琴嬢は土御門さんが好きだけど子供扱いされてるパターンですの!



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