兄上、お久しぶりです!

眠れてます!昨日はその‥兄上に会えると聞いて‥なかなか寝付けなくて

わ、笑わなくても‥!だって、すごく‥嬉しかったし‥楽しみで

電話じゃ足りませんよ!声聞いてると、余計会いたくて堪らなくなって、一人の布団が寂しいです

あ、兄上と手を繋いでないと不安ですよう

兄上が屯所で‥?あ、じゃあ‥お背中流しやす!一緒に入りやしょうね!

あと、一緒に寝てもいいですか?

そうだけど、18はまだまだ子供って近藤さんも言ってますよ‥

へ、本当に!?やったあ!兄上大好き!ありがとうございやす!

あにうえー!








「おいガキ、いきなりいなくなりやがって何処行ってたんだよ」
「煩いアル。銀ちゃんが勝手にはぐれたのが悪いヨ」
「新八が探しに行って――‥って、神楽くん?」
「何アルか」
「鼻、鼻血でてる。両方」
「まじでか。やべ、口に入る」
「妄想は自由だがな、白昼堂々大通りで興奮すんな。家帰るまでツライぞ」
「‥銀ちゃん、妹属性のAV貸せヨ。髪長くて、茶髪っぽいサイドテールであんまり表情変わらない強気なペチャパイのやつをどうにかするようなかんじの」
「‥‥‥」

ギャップ萌え!とかそういう次元じゃなかった。なんだありゃあ、まるっきり別人だ。リアルな話、感情の起伏を示す犬耳としっぽが見えたような気がした。(ああ止まんね)へらっへら幸せを絵に書いたような顔しやがってアノヤロー。あんな顔、いやアイツがまともに俺相手に微笑んだ顔なんて一度もないはずなのに。
腹の中では一方的な嫉妬が渦巻きながらも、脳と身体は気に食わないアレをズリネタの対象として判決を下していた。さて俺が1人でするのを卒業するまで後どれくらい?









Title / mutti
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沖田兄妹inファミレス
ガラスに張りつき盗み見聞きに勤しむ思春期神楽くん
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