▼ これが私の選んだ結果だ
かつて自分が無意識にやってきた花畑に着いた。
大体の花はもう散り始めていて土の面積が増えている。
花畑を少し見てから通りすぎ、私が落ちていたという場所へ行った。
どこまでもただの森だ。
そして、あの崖へ向かった。
崖下を覗くと岩肌が剥き出しになっている。
今頃、私の唯一の残し物が見つかっているだろう。
さあ、不純物は消える時だ。
最後に一度、学園のある方へ振り返り、そのまま後ろへ倒れこんだ。
「さようなら」
「ありがとう」
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