無関心でありたいのにいられない | ナノ


▼ Re:火薬委員会

〜前回のあらすじ〜
イケメソ豆腐野郎が今更来た。


委員長代理が来たんじゃ後は楽だな。

「各委員会への書類です」

と言って渡せば久々知少年は受け取ってくれた。
ただし浮かない表情をしているが。

「じゃあ私はこれで」
「あ、ちょっと待って」

去ろうとしたら斉藤少年が呼び止めた。
何だろうと思い珍しく素直に止まると、

「髪の手入れを怠らずね?」

と素晴らしい笑顔で言ってきた。
さっき「以後気をつけます」って言ったじゃん。
それでは不満か。

とか思ったがやはりこの口はいい仕事をしてくれた。

「いや面倒だし別にいいじゃん」

ある意味で、いい仕事を。

ヤバいと思い「そ、それではまだ仕事がありますので」って言って逃げた。
言った後の斉藤少年の顔の怖いこと怖いこと。
あれはあのまま説教始まるパターンだった。

危ない危ない。





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