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『あんたモテ過ぎでしょっ』
仁王「それが困るんじゃっ」
『うざっ』

             
Sweet Love
 -第6章-告白


「キャーーーーー!!仁王君おはよっww」
仁王「おはようさんっ」
『――・・・』

私は靴箱へと行った瞬間がこれ・・・
朝からまじうざいミーハー共がっ

仁王「おっ!桜井おはようさん♪」
『――・・・おはよっ』

女子達の視線が痛い。。
ってか#優子遅いなぁ〜遅いから置いていったけど・・・(ひどっ←

優子「絵梨架ーーーーー!!!!
はぁ〜。。ハァ〜。。置いていったってひどいじゃないっ!!!」
『すんまそん』
優子「ひどっ!!!」
仁王「山城もおはようさん」
優子「おっ!仁王おはよっ!丸井はどこ行ったの?」
仁王「さぁ〜の?」
『優子、さっさと行こっ』

女子達の視線がかなり痛いっ!

優子「別にいいけど、どうしちゃったの?」

――キッ

仁王「うん?何で俺を睨むんじゃ?」
『――別に・・・』


優子「絵梨架〜何で怒っているの?」
『ちょっとね〜』

私は女子からの視線から逃げた
そして軽く仁王を睨みつけたのはあの女子達に伝えるため・・・

【こいつの事は嫌いです】

っと目で伝えんたんだっ
そしたら私と仁王とは何の関係もないとね。。
まぁ〜思っていればいいが・・・

私は優子と別れ教室へと向かった、私の席の隣にはもちろん仁王がいた

『あんたモテ過ぎでしょっ』
仁王「それが困るんじゃっ」
『うざっ』
仁王「さっきのは演技じゃな?」
『――・・・まぁ〜演技だった、けどあんたの事は元々嫌いだし』
仁王「ククッさすがやのぉ〜
俺はどっちかっていうとお前さんは女子の中では一番話しやすいんじゃが、
お前さんは違ったか。。ショックじゃのぉ〜」

仁王はちょっと悲しそうな顔で私を見てきた
そんなのに騙されるかっ

『あっそ、何で私が一番か意味わからないんけど
私的にはあんたはこの学校で一番喋りたくない人だし、だからあんまり喋り掛けないでっ』

理由は仁王ファンの女子達に関わりたくないから
昔、嫌な目に遭ったし。。

仁王「何故俺が一番喋りたくない人何じゃ?」
『(―キッ)・・・うるさいな〜』
仁王「今のは演技じゃないのぉ〜」
『――・・・』

こいつと喋っているとイライラしてくる、シカトしよっ


仁王「うん?」
『?』

隣から声が聞こえ見てみたら、仁王の机の中からラブレターらしき物が5つぐらい出てきた。。
こいつのどこがいいのか・・・

仁王「はぁ〜どれも告白じゃのぉ〜」
『告白されるのが嫌いな人初めて見た』
仁王「まぁ〜嫌いというかのぉ。。うっとおしいんじゃ・・・
こいつらはただ有名なテニス部を彼氏にしたいじゃけじゃ、そして顔しか見とらん。。」
『――・・・自分はカッコイイみたいな言い方してるね』
仁王「ま〜、モテる理由は顔じゃろう?
中学の時にいろんな女と付き合ったんじゃが、最悪だったぜよ」
『あんたの方が最悪じゃんっ好きでもない人と付き合うなんて。。』
仁王「うん?俺は好きとかまだわからんのじゃ。。
だから適当に好きと言っとけば女が寄って来る、それだけじゃ」

それだけ?こいつふざけているのか?

『馬鹿みたい。。』
仁王「――・・・そうじゃ俺は馬鹿じゃ」
『その人達とも付き合うわけ?』
仁王「さ〜の好きなヤツとかおらんからのぉ〜多分付き合うかもの」

ドキッ

『!?』
仁王「うん?どうしたんじゃ?」
『いや、何でも』
仁王「可愛くないのぉ〜」

さっきのは・・・?何だったの?


ってか私、仁王の事シカトするって言ってしてなかったな〜


今は昼。。
優子と一緒に屋上へと向かった・・・そうまたテニス部と一緒に食べるみたい
まず無理矢理に連れて来られた感じだったね。。

優子「あれ?仁王がいないね?」

私達は屋上のドアを開けてテニス部の皆にあいさつをした
けど、仁王だけがいなかった

――・・・・理由はわかっている

丸井「告られてるんじゃね〜の?」
幸村「多分ね〜仁王は結構モテるからね☆」
 柳「っていう事はあの木の下で告白されている確率は90%・・・」
丸井「まじでかよぃ!見てみようぜぃ!!」
優子「あの木ってもしかして告白スポットの事かな?」
『そんな事知らないから・・・』

私はただ弁当を食っているだけ

丸井「おっ!いたぜ!ちょうどここから見えるじゃねーかよぃ!」
幸村「本当だね〜☆」
真田「ったわけが!」

本当に告られたんだ〜付き合うとかはどうでもいいけどさ・・・

丸井「ってあいつら付き合ったみたいだな〜もうキスしちゃってるじゃね〜かよぃ」
柳生「はぁ〜仁王君はもう少し女性の事を考えて欲しいものです」
優子「えっ!!!???何か初めて生で男女がキスしている所見たーーーー!!!」

えっ・・・・本当に付き合った・・・の?
やっぱりあんな男、最低だ。。最低――・・・だよ・・・ね?


昼はいつもよりかは口調が少ないと優子に言われて何故か仁王を思い出した・・・
何でこの時、仁王を思い出したのかわからない。。

――・・・何でだろう。。

仁王「おっ俺より早く教室にいるとは珍しいのぉ〜」

鐘が鳴る前に教室にいた私はただ窓の外にある空を眺めていた

『――・・・そう?』
仁王「何じゃ?いつもと雰囲気が違うぜよ?」

雰囲気が違う?私が?

『別に〜ってかあんた彼女出来たんだね、おめでと〜その人の事好きになったんだね〜』
仁王「うん?別に好きになったわけじゃなか
あっちから付き合ってって言われたから付き合っただけじゃ」

――・・・最低

『好きでもない人にもキスするんだ〜』
仁王「うん?お前さん見てたのか?悪趣味やのぉ〜」
『いいえ、私は見てないしほかのテニス部と昼食っていたら、キスしてたーって丸井が言っていただけ
屋上から見えるみたいよっ』
仁王「ほぉ〜屋上から見えるとは思わんかったのぉ〜
まっアイツがキスしてって言ったんじゃけ、だからキスをしたんじゃ」

こいつっ女を何と思っているの?

『――・・・さいってー』
仁王「知らんかったのか?俺はこんな男なんじゃよ?皆からは詐欺師と呼ばれとるしのっ」

っと仁王は怪しい微笑みを見せる

『――・・・ここまで最低とは思わなかった、もうあんたとは関わらない』
仁王「そんな事、何回言ったんじゃ?もう聞き飽きたぜよっ」
『――・・・・』

本当にここまで最低とは思わなかった

あの球技大会で仁王は優しいと初めて知って、結構いいヤツとは思っていたが・・・
やっぱり人は簡単に信用してはいけない・・・・・得に男は・・・


あれから仁王とは喋っていない・・・・ってか喋りたくない。。

優子「絵梨架〜仁王とはもう喋らなくていいんだよ?嫌ならね。。」
『わかってるよっもう喋らないし』

放課後は仁王から逃げるように去って、優子と一緒に帰った

優子「仁王が女遊びが激しいとは思ってなかったな。。
友達からは聞いたけど・・・
中学の時とかたくさんの女子達と付き合って、たくさんの子を泣かせたみたいよ〜。。」
『――・・・最低、それをわかってて付き合う女も馬鹿だね
本当に仁王が好きっていう人はいると思うよ〜
それでもアイツは女子の事を好きっと言っても、本当の意味での『好き』って言ってないみたいよ?』

それが一番ムカついた・・・
好きでもない人と付き合って、あんたの事がすごく好きな人がいたら
その人はかなり悲しむだろう。。そんなの愛じゃない・・・

『優子も男には気をつけてよ〜』
優子「なっ!?何で私っ!!??」
『あんた、カッコイイ男には目がないじゃんっ』
優子「そっそれは、そうだけど・・・・・・でもちゃんと『優しい人が好き』ってのもあるからねっ!!」
『はいはい。。頑張ってね〜』

まぁ〜優子はすぐに彼氏が出来るとは思うけど・・・
テニス部じゃなければいいが・・・

優子「私は多分、丸井の事が好きになると思うっww」


・・・・


駄目だ・・・・もうテニス部とは縁を切りたい

優子「絵梨架も早く好きな人作ってよっ!!!私が全力で協力するから!!!」

っと優子はニンマリした笑顔を私に見せた

『まっ今は彼氏は欲しくないけどっ』
優子「――・・・もう昔の事は忘れてね。。」
『うん?大丈夫だって、もう忘れてるからっ』
ってかあんたがそんな顔したら優子らしくないよ〜
あれは優子のせいじゃないから、もう優子は私の親友なんだからっ!」
優子「うぅ〜。。。絵梨架ーーーー!!!」
『ちょっ抱き付くなって!』

昔の事は優子も加わった。。
でも本当に優子のせいとは思わない・・・全部、アイツのせいだったのだから・・・


今日はまた学校、
まっ金曜日だからいいかな?でも何だかダルイのは何でだろう・・・

優子「絵梨架〜vVおはよ♪」
『――・・・おはよ』
優子「どうしたの〜?いつもより元気ないよ!?」
『う〜ん、あんまり寝てなかった。。』

本当に寝てないし・・・

優子「そっか〜無理しないでよっ?」
『うん、ありがとっ』

パシャッ

優子「今の笑顔は萌えた!!vV絵梨架〜あんたカッコイイし可愛いすぎなんだよ〜ww」
『――・・・今すぐ消さないとその携帯ぶっ壊すよ(黒笑』
優子「あわわ;;冗談だってば、消しますよ〜!!」
『ははっこっちも冗談だよっ!でもちゃんと消してよ〜』

優子は毎回私を怒らせる事をする、
けど何故かそれが落ち着くってのは何故だろうねっ

優子「ははっ☆今の笑顔も可愛かったよ♪」
『はいはい。。』

私達は学校へと向かった、
けどそこに待っているもの、出来事は・・・もちろん私は知らない

今は知らないだけ・・・


To be continued...



-キャラ達の反省会----------


絵梨架「うんっ今回のは意味があんまりわからなかったっ」

仁王「そうじゃったのぉ〜」

絵梨架「何であんたがいるのよ?この最低野郎がっ!」

仁王「ほぉ〜、銀髪野郎の次は最低野郎か〜。。いい度胸じゃのっ」

優子「はい!ストップ!!」

丸井「お前らは何でそんなに喧嘩をしたいんだよぃ」

絵梨架&仁王「「したくねぇーからっ(黒笑」」

丸井「;;あ・・・れ?何か仁王の喋り方が・・・」

優子「もういいからっ!
今回のはまた仁王の事が嫌いになった絵梨架ちゃんっ!さぁ〜これからどうなるっ!?」

絵梨架「ちゃん付けするな」

仁王「何で俺はいつも女遊びをしているように見えるんじゃ?管理人?」

管理人「はい!おまたせww前みたいに紙で書くのはめんどいから来ちゃった」

丸井「げっ!いつの間にっ!?」

管理人「げっ!っとは失礼ね!ってかそれは置いといて。。
仁王様はまずヤンキーみたいで、カッコイイし上から目線だし、目付き悪いし、女遊びしてそうだから!?」

仁王「おいおい、何で最後がハテナマークなんじゃ?そして俺の事は様付けんくてええんじゃ」

管理人「はい///王子///」

仁王「はぁ〜。。駄目じゃこりゃ」

絵梨架「ではこんな駄目管理人ですけど応援よろしくお願いします!」

優子「まったね〜☆」

丸井「これからもシクヨロ☆」



-あとがき----------


すいませんT_T急に何?って感じ?
いやいや〜本当はこの小説は昨日に完成するつもりを「お知らせ」の所にも書いたが…
昨日は部活のさよなら会みたいな感じなのをやって。。本当にすいませんでしたT_T
あっ!面白い事しましたよww(うざい
昨日のさよなら会で風船を貰って、
その風船の中に入っている空気を吸ったら声が可笑しくなるのです!
それをやったらかなり声が変わって爆笑しましたよ^^
あれは面白かったな〜wwまたやりたい><
ではこれからも頑張っていきたいので応援よろしくお願いします!!


2010-3-12





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