登場人物
▼フラテルニテ(愛称:フランク)・フォン・ロランジュ
ND2017生まれ。
クリムゾン・ヘアツォーク・フォン・ファブレの妹の家系で、ファブレ家の分家の人間。
ロランジュ家の後継だが、フキがマルクト贔屓な為、もしかしたら、フランクがファブレ家を継ぐのでは?と噂されている。
本人はファブレ家を継げと言われたら、継ぐし、継ぐなと言われれば継がない、争いを好まないタイプ。しかし、恋愛は別。
カルバートを先に好きになったのは自分だ、といつもルドベキアに豪語している。
フキに関しては、男兄弟が二人ともいない為、お互いの存在が避難所としている時もあり、それなりに良好。ただし、フキはカルバートの結婚相手をルドベキア以外は認めていない。
兄弟の中で、一番髪と目の色素が薄い為、コンプレックスだったりする。



▼エガリテ(愛称:エディス)・ルベル・フォン・ロランジュ
ND2021生まれ。
次世代組のキムラスカ王族の中で一番、継承権に有利な紅い髪に緑色の目を持った、ロランジュ家の才女。
だが、統治者としての力量は自分の所の領地で精一杯な為、継承権争いにすら漏れ、本人にもその気がない。
兄妹の中で、唯一ミドルネームがあるのは上記の容姿の配色ゆえ、親が期待を込めて付けた。
現に、嫡男のフランクを抑え、ロランジュ家の当主に抜擢されかけている。
そんな抑圧された生活環境と生い立ちから、最初は王侯貴族の役目から逃げ回っていたフキを恨んでいたが、彼に悪漢から助けられたことと自らを庇って怪我を負ったことをきっかけに、心酔レベルにまで惚れ込む。
フキが王侯貴族として役目を果たすならば、全力でサポートするし、平民になったとしても、フキを養えるくらいまでの炊事洗濯、裁縫から農業まで一人でできる境地に至っている。



▼リベルテ(愛称:リル)・フォン・ファブレ
ND2021生まれ。
名前の由来通り、自由奔放な子。
その上、容姿まで(女体化したような)フキに似ている為、彼女に押されるとルドベキアは無下にできなかったりする。
周囲はミドルネームに"デビー"と付けたいくらい、小悪魔娘。でも恋愛面では意外と一途。
双子の姉とは二卵性の為、幼少期は従兄弟のフキと兄妹に間違われていた。
人の上に立つよりも、支える方が向いている為、兄姉をサポートする事が彼女にとって何よりの幸せであり天職。
姉と同じ紅い髪を持つが、瞳の色はブルーが若干入っている。



▼フェスター・エガートン・バルフォア・オズボーン
ND2020生まれ。
ケテルブルグの知事、ネフリー・オズボーン子爵の一人息子。ジェイドの甥でもある。
見た目(ただし、髪の色素は母親似)だけでなく、性格も伯父に似ている(唯一、生死の認識や興味の薄さは受け継いでいない)為、ジェイドからは同族嫌悪からくる感情で好かれていない。しかしフェスター自身は伯父を誇りに思っているし、尊敬している。
義理の従兄弟であるフキはいいからかい相手であり、一方的に悪友だとも思っている。
しかし、恋愛面では一切の容赦をフキにしてやるつもりはないらしく、「油断していると、彼女は私が貰いますよ?」と脅しをかけているくらい、サイネリアを恋い慕っている。
ジェイドが苦手な為、彼と同じ性質のフェスターをルドベキアは苦手としている。
フェスターも頭のキレは良く、同じく音機関いじりが好きと言う趣味もある為、邪険にできない。そう言った点から、ガルディオス姉弟をフェスターが独り占め&横取りしがちな為、フキは嫉妬の炎を燃やしまくっている。



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