Love Tonic



カヅサの研究室にて。

「うわぁーん!!クラサメさんそっけなさ過ぎぃ!!」

「まぁまぁ落ち着きなよ。…そうだ!これ飲んでクラサメ君の部屋に行くといい。僕からのプレゼント☆」

「なんですかこれ。まぁいいや、今使ってもいいですか?」

「もちろん、どうぞ」


私はわたされたピンク色の甘い液体を飲んだ。




ん、頭がフワフワする…。












ボスン



「っ、おい…オリ」

「…、ん…隊長ぉ…」






何がおきているのか理解できない。

私は部屋に入ってきたオリにいきなり押し倒されていた。



「おい…どうしたん…」


どうしたんだ、どこか悪いところがあるのかと問おうとしたらいきなりキスをされる。


何がどうなっている。
普段のオリには絶対にあり得ない。
目も紅いし顔も紅い。
カヅサに薬でも飲まされたのだろうか。




「ん、…ん…」



オリは自分からキスしてきたにもかかわらず、自分で声を出している。これは相当アレなハズだ。

まずはやめさせなければ。



そう考えたが。



「ン…、オリ…っ」




大人びたキス。
情欲を誘うようなキス。
悦楽を与えるキス。
相手を乱すようなキス。
甘いキス。


普段からは考えられないキスをもらったものだから、私はどうもこうも思考停止状態に陥った。

口の中を弄りまわす彼女の舌はまるで別人のもののようで、彼女のペースについていけず、ただ口の中を犯されていく。




ふつふつと湧き上がる快楽への欲。



体が、頭が、全身というより私のすべてが熱い。







キスが終わり、耳、首、鎖骨へ、彼女の熱い舌が這わされる。


「…、っ…は…」


男なのに。
男なのに声を漏らしそうになる。


舌が肌をなぞるたび、びくびくと体を震わせそうになる。






「…ふ、ぅ…クラサメさん、気持ちイイですか…?」


なんて事を聞くんだコイツは。


「ねぇ、答えて…」

首に吸いつくオリ。
ちく、と紅い花を咲かせられる。



「…っ、ああ。」

「もっと気持ちよくしてあげる…」



そう言ってオリは手を下へ這わせる。

下半身に嫌な振動を感じたと思ったら、私のズボンのジッパーを開けていた。



「おい、…ソコは…っ」



あせて上半身を起こすが、時すでに遅し。





私は男なので、ソコはちゃんと反応していた。

先ほどの愛撫で反応してしまった自分が恥ずかしくて仕方ない。




恥ずかしくて目を背けたい。




「クラサメさんの、すごく熱い…」




きゅ、と握られると腰が震える。




「ん、なんか先っぽから出てる…。」

そんなこと言わないでくれ。



「…我慢汁?レムが言ってた…。」


あんな顔してなんてことを知っているんだ。



「ねぇ、どうしてほしい…?」


「! …、それは…ッ」




まるで私を焦らすかのように。

先端をぐりぐりしたり、少し動かしてやめたり。



我慢しきれなくなってしまって。



「オリに…、気持ちよく…してほしい…っ、」



すごく恥ずかしいのを我慢して言った。

多分、絶対今の私は顔が紅い。






分かりましたと言わんばかりに、オリは私自身を扱き始める。




「は…、っく…」



お預けをくらってからもらった快楽は大きい。

私の先走りであろう液体が、なんとも卑猥な音を立てる。




「…ねぇ、舐めてイイ?」




なんてことを。


だが私の頭は完全に快楽にのまれていて。






私はうなずいた。





ぴち、と舌が這う。

背筋がゾクゾクする。
腰が震える。

でも、気持ちいい。
それだけの感情。



「オリ、もう…ッ」



湧き上がる吐精感。
快楽の波も大きくなる。



「…じゃぁ」



そのままオリは、大きめに口を開け







私自身を口の中に入れた。




「はぁ、…オリ…っ、」





そのまま頭を動かし始める。



口が小さいから狭い。

あつくて柔らかい口のなかは、いつものセックスとは違う感覚だ。

そんな快楽に身を任せ、だんだん息が詰まり頭が白くなり始める。





快楽、快楽、快楽。

なにも考えられない。






「オリ…っ、出るから…!」




もう口から出せ。そう言おうとした瞬間。





オリが私自身を、吸い上げた。




「ゃ、めろ…!もう…、出るっ…うあっ!」




その衝撃に耐えられず私は絶頂を迎えた。

ビクビクと腰が震え、快楽に耐えきれず、声を漏らす。







私自身に吸いつき、精をすするオリ。

その小さな口に入りきらなかった精子が、どろりと溢れだす。




「ンっ…、ぅ…」





それはひどく卑猥で、妖艶で。



「はぁ…、ッ」




イッた後の呼吸の乱れを直すために大きく息を吸い、吐くのだが。




恍惚とした表情。
口元を汚す私の精液。
少し荒い吐息。



とにかくオリが卑猥に見えて。


再び私を興奮させる材料にしかならなかった。





つまり、また勃ってきたわけで…。



「…隊長、まだ、イケますよね…っ」




まだ飲まされたらしい薬が効いているようで、彼女もその気のようだ。






スカートを脱ぎ、ワイシャツのみの格好になる。

そのままシャツを脱がず下着をおろすのだが、ワイシャツが微妙に長い分で見えるようで見えず、それもなんだか卑猥に見える。



私は完全に快楽に酔った頭で、黙って彼女を見つめる。




オリはそのまま私と向き合うような形で首に腕をまわし、腰を少しだけおろす。


ぬち、と粘着質な音。



互いの性器が触れ合う。


彼女のソコは濡れそぼっていて、熱い。







だが、



「っ、オリ…?」



彼女は少し腰を揺らしたりしているだけで、入れようとする気配がない。




先端部分を少し擦るような単純な動きだが、さっきイッたばかりの私には大きい快楽だった。

擦られる度に、焦らされるような気持ちになる。

気持ちいい、だけどもどかしい。



だが我慢も限界なので。








私は彼女の細腰をつかみ、一気に押入れさせる。


と同時に下から自身を突きいれる。





「ンあッ…!」

「く…っ」




急な挿入によってもたらされる締め付けに、眉を顰める。

とくん、とくんと脈打つ彼女の熱い中で、一層自身が大きくなるのを感じた。





そのまま彼女を押し倒し、容赦なく突き上げる。



「んぁ、ぁ、ぁ、たいちょ…っ」


「どうだ…? っ、気持ちいいか?」





自分も余裕なんて文字は1つもないのだが、余裕を気取り、欲のままに責め立てる。

結合部から聞こえる濡れた音が、一層頭を熱くさせる。




「ぁ、ぁ、あそこ変…ッ、あたし溶けちゃう、溶けちゃうよぉ…ッ!」


「っ、ああ、溶けてしまえ…!」



彼女から受け取る熱が熱いのか、それとも自分が熱いのか。



ギシギシとベッドが軋む音がし、だんだんその音も大きくなる。



いつもなら体位を変えたりするのだが、今はそんなことはどうでもいい。

ただひたすらに快楽に浸り、快楽を貪るだけ。





一気にスパートをかけ、激しく腰を打ち付ける。



「隊長っ、あ、あ、クラサメっ、もう…!」

「ああ、イこう…っ、一緒にな…!」



言葉を合図に激しい行為に似合わない軽いキスを交わし、お互いの熱を感じ合うかのように抱き締める。



「ダメ、だめぇっ!あ、あ、…イっちゃ、んあああッ!」


「…は、っ、…くっ…!」


ずん、と最奥を突く。


弓なりに背筋をそらせ、絶頂を迎えたオリ。


ナカも一層収縮し、私はそのまま最奥に射精する。






「…オリ…?」


気づけばオリは意識を飛ばしてしまったようで、ぐったりとしていた。




「…愛してる」

精一杯の愛をこめて、彼女の赤い頬にキスをした。







END



オマケ



(おいカヅサ)
(なんだい?もしかして僕に君の体を実験に使わせてくれるのかい?君もマゾh)
(シバく)





、。、。。、。、。、。、。、。



夢主に媚薬注入もアリかな、と思ってやってみました!(やらかしですね)


あとご奉仕させたかったので…




リクありがとうございました!これからもよろしくお願いします!