I want to...


*作り話、作り隊長です。隊長がMです。





「せんせぇー」





今日もクラサメをからかいに行く。




「・・・オリ、先生はやめろ、と言ったはずだが。」


「隊長〜今ヒマですか?」





軽くスルーして質問する。




隊長はため息をついてから答えた。





「私が暇そうに見えるか?」






今0組の教壇に隊長がいるわけだけど、彼のまわりには溢れんばかりの書類、書類、書類。

トンベリさえもひどいことに書類に埋められている。






「暇ですね。」


「お前の眼は節穴か。」






いかにもめんどくさそうに答える。


私みたいな生徒をあしらうのは慣れているだろうが、彼にも弱点というものがありましてだな。










私は本日の作戦を決行する。





「隊長、」




彼が書類から目を離すのを見計らって、私は制服のボタンをはずした。




「…何だ」



グイっ

顔をあげた瞬間、私は胸元を広げた。

下着を見せつけるように。




「隊長、キスして。」










面白いことに、彼は硬直した。



そして、だんだん端麗な顔が紅く染まっていく。




「な…、お前…ななななな何を…!//」




見るからに動揺している。


そして後ずさりして黒板に背中を付けた。






私は背に黒板を置いている隊長に近づく。




「やだなぁ、隊長免疫ないのー?(笑)」





至って私はニヤニヤしながら、近づいていく。





「オリ…っ、お前はそういうことできる年齢じゃないだろう…!」




「"そういうこと"ってなんですか?」





「そっ、それは…その…///」




隊長は紅くなってうつむいてしまった。









ヤバい、萌える。













これはいただくしかない。と思ったので。



「!」



隊長のマスクをとり、息がかかるくらいの至近距離に近づく。



「…オリ…っ、お前…」


「隊長かわいいー。」



ニヤニヤしていると、隊長はヘナヘナと座り込んでしまった。







今度は覆いかぶさるようにして、またしても至近距離。



「いただきまーす」


「おい…っ、」




とっさに隊長がトンベリに目隠しする。







ちゅ、と口づける。

よほど緊張しているのか、唇がこわばっている。




ちくしょうかわいいなこの生き物。




ペロっと唇を舐めてみれば、隊長がすこし反応したのがわかる。

そのまま舌を割りいれると、ふるふると震え始めた。



熱い口の中をじっくり堪能する。

舌を絡ませれば、おずおずと答えるように隊長も舌を絡ませる。



免疫がないのは変わらないようで、ときどき声を漏らしていた。





そのまま指で輪郭と耳をなぞると、面白いくらいビクビクと反応した。










何分か続けていたらなんとなく隊長がかわいそうになってきたので、長いキスを終えた。




「ん…、ふ…っ」


隊長は長いキスを終えた後も、甘い息を漏らし続けていた。



彼の眼はトロンとしていて、なんかかわいい。







「ごちそうさまでした」





というか、隊長は私なんかにこんなにされてよかったのか・・・。


なんか事後みたいな感じになってるけど・・・。







終わる。




.