「大きいですね」
「いちいち実況するな」

ムードの欠片もなしだ。

「挿れるぞ」

16歳にしては色っぽい腰を掴みながら自身を沈めていく。
絡みついてくる愛液が音を立てた。

「…っ、ん……」

声を噛み殺すようにしてオリは耐えている。
私に感じさせられていることが悔しいのだろうか。
…面白い。
苛めてやりたくなった私は一気に奥まで腰を進めた。

「んんっ!!…っあ」

とっさに口を押さえた手を口から離した。

「反則だ。感じるままに声を出せ」
「こんのっ、変態…!」

キッと睨んでくるものの涙目になっているので効果は無い。
睨んでくるのを無視して腰を動かし始めた。

「…ぁ、ぁっぁっ、ん…」
「……は、」

悩ましげに声を出すオリ。
オリの中は熱くて溶けてしまいそうなくらい柔らかいが、私をぎゅうぎゅうと締め付けてくる。
クセになりそうだ。

結合した部分からくちゅくちゅと控えめな水音が漏れる。

せっかくセックスしてるのに必要な部分しか脱いでないのはもったいない。
そう思った私はオリの制服を下着ごと捲りあげた。

「やぁ、ん!…やだぁ、見ないでよ…!」

ポロリとこぼれてきたのは年相応の小振りな乳房。
咄嗟にオリはずらされた制服を戻そうとするが私が手首を抑えつけたので無理というもの。

「何故だ?こんなに可愛いのに」
「だって…、小さいから、ぁ…ん」

あながち間違ってないので否定しないでおく。
中を擦るために動かす腰はそのままに、綺麗な素肌に舌を這わす。
胸、首、耳。

オリも私の事が好きだということだったので、キスをしてみる。
残念ながらキスはオリも上手だった。

「ん、…っふ、んん…」
「…ん、…」

キスの合間に「好きだ」と囁いてみたら、その瞬間に中がきゅっと締まった。
思わず目を細めたものの、締め付けてしまった理由が浮かんできたのでご褒美に強く腰を打ちつける。

「っ、なかなか可愛いことしてくれるじゃないか」
「ひぁ、ん、…ぁ、ぁん、馬鹿ぁ…!」

ぐちゅぐちゅとヒートアップしていく水音に気を煽られ、もっと激しく動いてやった。

「ぁ、だめ、イく…!」
「…っ、…く」
「あぁぁっ…!」
「……は、っ…!」

ぎゅう、と締め付けられるも最後の理性を振り絞って自身を抜き取り、オリの腹に白濁を散らす。
艶めかしく上下するオリの体を見、私はつい口角があがるのを我慢できなかった。