Leichter Zucker


*候補生時代。R-18

最初から最後までヤってます






























なんでこうなったかというと、私にはわからない。
ただ、目の前のクラサメ君が発情してることは確かだ。




「ん…、っ、ふぁ…」




いつもクールな彼に似合わない熱いキスをもらったものだからどうしていいのかわからない。
というか、空き教室に連れ込まれて押し倒された時には分からなくなっていた。






ちゅ、ちゅ、と啄ばまれるように唇を刺激されて薄く口を開ければすかさず熱い舌が入りこんでくる。
口の中を犯されれば、たちまち力が抜けて抵抗できなくなった。

もはや自分で立っていることすらままならないのでクラサメ君の背中に腕をまわしてマントを握った。



「…ん、はぁ…クラサメ君、どしたの…?」
「っ、ごめん、…体が、熱くて…だから」



抱かせてくれ。そう耳元で囁かれて、僅かに腰が震えたような気がした。











「きゃ!」


服を脱がすのも煩わしいのか、クラサメ君は私の制服の裾を掴み、一気に下着ごと胸までずり上げた。

ちゅ、と胸のふくらみの間にキスされた後、いきなり先端を口の中に含まれて甘噛みされる。


「ひっ、…んぁ…」


忘れることなく片方の胸の先端も指で転がされては声が抑えられない。
少し性急すぎる愛撫に若干の恐怖を覚えながらも、体は素直なのでその刺激をダイレクトに感じてしまう。


「…は、っ…ぁん!」


口に含まれているほうの胸の先端をちゅうっと吸われれば、たまらなく体が撓った。




クラサメ君が少し体を起して私のスカートに手をかけた。
スカートを下着ごと抜き取られるときにジッと見つめられたのだが、クラサメ君の瞳が見たことのない色を含んでいた。
熱を孕んで欲情しきったその視線に見つめられ、私の心もきゅうっと甘く痺れる。




下半身に身につけているものが靴下と靴だけになった私は相当変な格好なのだけど、クラサメ君はそれどころじゃないようだった。


露わになったお腹を優しく撫でられた後、既に濡れきっている秘裂へと指が這う。


「あぁっ!ひ、ぁん、はぁ…!」


くちゅりと其処がいつもより大きく音をたてたのは、クラサメ君の愛撫がいつもよりはげしかったから。


「オリ…っ」

「っ…!」


いつもより低く甘い声で名前を囁かれたら、体が反応しないわけがない。

敏感な突起を爪で引っ掻かれたり、膣口の周りを擦られたりして、快楽が背筋を駆け上って頭を真っ白にさせようとする。
ねちゃねちゃと音をたてられているのがたまらなく恥ずかしいけど、羞恥心より快楽を求めるほうが大きかった。


「くら、さめ君も、気持ち良く…なって…」

「あっ……」


快感で震える手を動かしてズボン越しにクラサメ君を刺激した後、ジッパーを開けて昂ったそれを取り出す。

私がそれを握るのと、クラサメ君の指が私の中に入ってくるのはほぼ同時だった。


「ひぁん!ぁ、中ぁ…!」

「…く、…オリ…っぁ…」


クラサメ君に指で中をかき混ぜられながら、私はクラサメ君のそれを扱く。
それまで部屋の中に響いていた水音に、クラサメ君の先走りが奏でる音が加わった。

お互いに刺激しあいながら、その傍らで自分も快楽に溺れる。
なんて滑稽な。





「ぁん、はぁあっ………!」

「は、…っく……!」


クラサメ君の指の動きに耐えられず呆気なく達してしまう私。
クラサメ君も私の与える刺激に耐えられなかったようで、私のお腹に白濁を散らせた。

ポタポタと熱い液体がお腹の上を滑り、何とも言えない気持ちになる。





達したあとの脱力感のせいで視界が虚ろだったが、次の瞬間には鮮明になった。


「ぁあああっ!!」

「っく…」


達して間もないのにクラサメ君のそれが私の体を引き裂く。
クラサメ君も達した筈なのに硬さと熱さを保っていた。

一気に奥まで到達されて体が少し痙攣してしまう。

苦しそうに息を吐いたあと、クラサメ君はすぐに腰を動かし始めた。


「あ、っぁ、ぁ、くら、さめ君…っ」

「オリ…、」


コツコツと奥を叩かれ続ける。
叩かれる度に激しい快感が全身を包むからたちが悪い。

ねだれば降り注ぐキスの雨に恍惚としながら、クラサメ君を全身で感じる。

ぐちゅぐちゅと結合部から恥ずかしい音が聞こえてきて、もし外に漏れてたら、とか考えてしまうのだが、バレてしまうならそれ以前に喘ぎ声でバレているだろう。


「っん、オリ、掴まれ…、」

「…ぅん、」


背中に腕をまわすように促されて、ぎゅうっと自分より広い背中を抱きしめた。
その瞬間。


「ひあぁああん!、っあ、激しっ…ぁん!」

「っはぁ…オリ、…」


いきなり激しくなる律動に声が抑えられなくなる。
一層大きくなったクラサメ君のそれが内壁を擦って、先端で子宮口を叩かれ、何が何だかよくわからなくなってしまう。

ぎゅっと密着しているせいで私の耳元に直接クラサメ君の荒い吐息が吹き込まれてしまい、耳も犯される。


「ぁあっ、ぁ、ぁん、だめ、またイく…!」

「ぅあ、…っ、出る…!」

「…はぁっ、ん、あぁっ―――!!」


びゅくん、と中で熱いものが弾ける。
その熱いものが子宮口を刺激して、中に入ってきそうな感覚だ。
そんな感覚に促され、私もクラサメ君を締め付けながら達した。

どぷどぷと出てくるクラサメ君の精液。
膣内に収まらずに溢れ出てきた。

まだ私の中で熱さと硬さを保っているクラサメ君に愛情を感じながら、私は背中を抱きしめる腕に力を込めた。





END




(あれ、さっき渡したはずのエクスポーションが残ってる。……間違えちゃった☆)

この後カヅサは捻りつぶされます。



*■*―――――*■*

零式にエクスポーションってあったっけか。
まぁいいや。