YouYouYou


*現パロです

ぬっるいけどR-18




































今宵は11月23日。世間の言う「勤労感謝の日」だ。








もうすぐ同棲して1年になるけど、まだ彼へのキモチは衰えることを知らない。





「寒いね」

「…あぁ」



乾燥した空気は、いっそう冷たい。



ごそごそと近寄り、肩を寄せ合ってぬくもりを共有する。



「…ねぇ」

「…何だ」


「いつもありがとう」

「ああ。」



彼はあまりしゃべらないタイプだ。でも、


「オリ」

「ん?」

「愛してる」

「…。」


意外とストレートにこんなことを言う。

畜生め、とか思いながら彼を見つめていたら、不意に目が合い、そのまま当たり前のように口付ける。




「ん…」

「オリ…」


大体はこれくらいの行為で済むのだけれど、ときどき彼がガマンできなくなるときがあったりする。



「…ベッド行こう」



熱っぽい瞳を向けられるとNOとは言えなくなる。










寝室につくとすぐさまベッドに二人して倒れこむ。

そのまま体を寄せ合い、またキスをする。


「ん…はぁ…」


彼のキスはこの上ないくらい優しい。だけどすごく上手かったりする。




ちゅ、とリップ音を残し、なぜかジッと見つめてくる。

「な、なに…?」

「香水、変えたのか?」

「そうだけど…好きじゃない?」



もっと甘いほうがいい―――と、色っぽく囁かれるとゾクゾクする。



衣服を乱されながら、彼から愛撫を受ける。


「…っ、そこは…」

「ここか?」


ちゅく、と濡れた音。彼の冷たい指が私の中に入ってくる。



「すごく、熱いな…、」

「そんなこといわないでよ…っ恥ずかしいんだから」



ゴメンとでもいうかのように額に口付ける彼。


「ねぇ、入れて…?」

「…あぁ」



私と同じように一糸纏わぬ姿になり、覆いかぶさりキスをする。



ぎゅぅっと抱き締めあい、お互いの体温を分かち合う。



「…いいか?」

「うん」




そのままの体勢で彼は腰を進める。


ぐぐ、と私の体に自分以外の熱を受け入れる。




「っ…入ったぞ」




ドクン、ドクンと彼の鼓動が伝わる。一つになれた喜び、体が満たされている感じ。



「…ぁ、ぁ…っ」

「オリ…」


優しく、ただ優しく私を抱く彼。彼の切羽詰まった息遣いと吐息が直接耳に入り、ゾクゾクする。



キスを求めれば答えてくれる。優しい優しい甘いキス。ちゅ、ちゅと交わすたび、お腹の中がキュンとする。



だんだんだんだん、彼がくれる快楽もおおきくなる。



「ぁ、ぁ、クラサメ…っ」



彼もそろそろピークが近いようで。





「…っ、そろそろ抜くぞ…」



いつものこと。中には出さない。いつもならお腹の上に出してもらうけど…。




今日は中で感じたい気分。



「…ダメ、抜かないで…、っ」

「!?おい…っ、」



ぎゅ、と彼を抱きしめ、離さない。


「出して、中に…、たくさん…っ」

「…っ、オリ…」



ずくん、と奥を突かれた瞬間、二人同時に絶頂へ。


「は、ぁ、…ああッ!」

「ン…、…っ…!」



ドクドクと彼から熱いものを流し込まれる。汗ばんだ体を抱き締めあい、愛を存分に感じた。

幸せ。

今の私の、一番の幸せ、彼に満たされること。









「…なぁオリ、今日って危険日じゃないのか?」

「危険日だけどどうしたの?」

「その…中に出してよかったのか?」

「いいじゃない。別に子供ができても困らないじゃない。」

「…まぁそうだな。」




いつ、プロポーズしてくれるかな、待ってるよ。




END




,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.


ああああまた長くなってしまった!


お気づきでしょうか、私は裏だと熱心に書きますハイ。





リクありがとうございました!これからもよろしくお願いします!