あぎと・わーるず






「えいやァッ!」





ボギャン!という音がした後、戦闘が終了した。





「いやぁ〜、おつかレム!!!!」

「え、あ、うん!」

「オリ!そんなオヤジギャグをレムに振るなよ」

「いやいや〜、なんかテンションあがっちゃって!」



私、レム、マキナの3人で、ワールドマップにレベルあげをしに来ていた。



「これからどこ行くよ?」

「私は玄武クレバス…?っていうのかな、そこに行きたい。ね、マキナは?」

「俺はレムについていくよ。」



ということで玄武クレバス――アルテマ弾投下地点へ向かった。













「イヤアアアアアアアアアアア!無理無理無理!絶対無理!」

「オリ!落ち着いて!」


私はレベル72のジャガーノートに追われていた。
私のレベル?→36Lv→死。



「アハハハ!そんなんじゃレベルあげられないぞー」

「イヤアアアア」


ちなみに言うとこれは私のためのバトルなのである。
0組の中で1番Lvが低いのは私。実はほかのみんなは普通にここでモンスターを相手にできるくらいのレベルなのだ。



「まず…っ、ポーション使わなきゃ…」



回復のため、ポーションのビンを取り出そうとポッケに手をかけた。

瞬間。



「オリ!」

「逃げて!」


「ぇ?」




振りかえると、ジャガーノートのツノが目の前に迫っていた。

あ、やべぇ――――。










「ブリザガ!」



ぎゅっと大気中の水分が凝縮凝結され、氷柱を生み出す。氷柱は当然のごとくジャガーノートを飲み込んでいた。



「無事か?」


「隊長!」



なんとそこにはクラサメがいたのである。



えぇ〜、私を助けてくれたのぉ〜?///



「心配した…。」


ぎゅーっと堅い腕に抱きしめられ、嬉しくなる。



「たいちょぉ〜」

「オリ…」





そんな甘い二人をレムとマキナは遠目に見ていた。


「オリ、幸せそうね。」

「ああ。でもあいつらにジャガーノート迫ってるぞ。」




ドドドドドドドドド


まっしぐらにクラサメとオリに向かったジャガーノートだが、それのツノは壁につきささった。


「え!?」

「チッ、アボイド装備してたのか…!」








そのままクラサメとオリは、MPが尽きるまで抱き合っていたという。




,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.




またしても意味不明。

ただアボイドネタがやりたかったんです。クラサメさんって絶対MP2000いってるよね。




リクありがとうございました。これからもよろしくお願いします!